こんばんは、心象画家の卯月螢です。
HSP気質の繊細な感覚と色彩心理の知識を生かしながら、画家・色彩心理セラピストとして活動しています。
もうすっかり梅雨の季節ですね。
天気予報を見ると、これからほぼ一週間、ずらりと「雨」のマークが並んでいて、どうしても気分が塞ぎがちになってしまいます。
生活の拠点を在宅(フリーランス)に変えてから、ありがたいことに片頭痛の頻度は減ってきたのですが、雨が降ると気持ちや身体が重くなってしまうこと自体は、気質としてどうにも変えられないようです。
こうやって気分が塞ぐ日は、自分に合わない生き方を無理に続けていた頃の・・かつての梅雨の季節を思い出します。
「今日は出勤日だから、頭が痛くても行かなくてはいけない」
「私が休むと、同僚に負担がかかってしまう」
「休みがちな人間だと思われてしまうかもしれない」
頭が痛くてベッドから起き上がれないほど苦しいのに、自分の身体の心配よりも先に、いつも【他人】の目や心配ばかりを最優先していた日々が、今となっては懐かしくもあり、切なくもあります。
フリーランスという生き方は、自分の時間をすべて自由にコントロールできます。しかし、それが時に「厄介な罠」になるということを、私はここ最近、身をもって体感しました。
どうやら【休むことが苦手】な私は、無意識のうちに【時間があるだけ働いてしまう】という行動の癖があるようなのです。
どこかの組織に雇用されて働くということは、自分の時間を会社に買ってもらい、その時間内でのパフォーマンスや仕事量が収入に換算されていく仕組みです。一方で、フリーランスは時間を自由に使える反面、「休めば休んだ分だけ、収入がなくなるのが当たり前」という思考に陥りやすく、結果として就職していた時以上に、自分を追い込んで仕事をしてしまいがちになります。
思えば私は、物事の「切り替え」が昔からとても不得意なのだと思います。
絵を描くことは〈腕を磨く訓練〉
ブログやエッセイを書くことも〈文章力の訓練〉
そうして四六時中自分を鍛え、予定の「余白」を埋め続けることによって、私は無意識に安心感を得ようとしていたのでしょう。
ここ最近、少し体調を崩して静かに養生する時間を過ごしたのですが、その何もしない日々の中で、私は自分が今まで〈無くなること〉に対して、異常なほどの恐怖心を抱いていたことに気がつきました。
時間は無くなるもの、お金は無くなるもの……。
それだけでなく、仕事の場所や自分の立ち位置、せっかく磨いてきた絵の技術や文章力までもが、休むことによって「無くなってしまうのではないか」と、怯えていたのです。
確かに、文章力や絵の技術は、しばらく触れていなければ少しずつ感覚が鈍っていくものではあります。けれど、それは決して、自分の中から完全に「無くなってしまうもの」ではありません。
かつて「描かなければいけない」という強迫観念に縛られ、最終的に全く絵が描けなくなってしまった公募展の頃を思い出すと、何かを継続する上で「〜しなければならない」という義務感は、逆に自分の才能を抑制してしまうブレーキになってしまうのだと、改めて痛感しています。
そんな私の心が、いま無意識に求めている3つの色は【黄色・オレンジ(橙)・ピンク(桃色)】です。
かつては常に張り詰めていた緊張の【黄色】が、いまは純粋な楽しさや希望へと変わってくれました。
自分嫌いの象徴だった【ピンク(桃色)】は、ありのままの自己を愛する象徴のような存在に。
そして、心が傷ついて抱えたトラウマの【オレンジ(橙)】は、過去の痛みを二度と繰り返さないよう、その経験から学んだことを受け入れ、認めるための「気づきの色」へと変化してくれました。
人間は、日々変化していくものです。
自分の体験から何かを感じ取り、その都度ほんの少しずつ「微調整」を繰り返していくことで、物事に対する感じ方も、日々の行動も、確実に変わっていくことができます。
私自身、「自分を大切にする」という生き方に関しては、まだまだ行動を始めたばかりの「初心者」のようなところがあります。
けれど、自分を大切にすることが、これからの人生を生き抜くためにどれほど必要なことであるかは、過去の苦い経験や、日々の実感から深く理解しています。
長年染みついてしまった「他人軸」の行動の癖は、すぐには無くならないかもしれません。けれど、自分の大切な色をいつも傍に置いて、〈日々、自分の状態に気がつき〉、その都度、心地よい方へと微調整を繰り返していきたいと思っています。
――というわけで、今週末の土日は、私自身の「余白(休日)」を大切にするために、ブログの更新をお休みさせていただきます。
台風も少しずつ近づいてきているようですので、皆様もどうぞ無理をなさらず、お身体を一番に大切にお過ごしくださいね。
※作家の経験から形になった「心を形にするアート」
※今、一番目につく色から心の声を言葉にします
※心のモヤモヤを気になる色から解きほぐします
☆ブログはお休みですが、各商品の受付窓口は開いていますので是非、お声をお掛けくださいね。