別に、悪い人じゃない。
むしろ、周りから見れば優しい人なのかもしれない。
でも、なぜか一緒にいると疲れる。
同じ空間にいるだけで気を遣ってしまったり、自分のペースが崩れてしまったり。
頼んでもいないアドバイスをされるたびに、少しずつ息苦しくなる。
「嫌いなわけじゃないのに、なんでこんなにつらいんだろう」
そう感じること、ありませんか。
職場の人間関係って、明確ないじめだけが苦しいわけじゃないんですよね。
むしろ、悪い人じゃないからこそ苦しいことがあります。
周りから見れば問題なさそう。
相手も悪気があるわけじゃない。
だから、自分の苦しさを説明しづらい。
「私が気にしすぎなのかな」
「ありがたいと思わなきゃいけないのかな」
そんなふうに、自分を責めてしまう。
でも、本当は相性や距離感で疲れてしまうことって、ちゃんとあるんです。
特に、自分のペースを大事にしたい人や、気を遣いやすい人ほど、
他人の存在に無意識でエネルギーを使ってしまいます。
だから、誰かが近くにいるだけで疲れることもあるし、干渉されることで苦しくなることもある。
しかも職場だと、簡単に距離を取れないですよね。
毎日顔を合わせて、空気を読んで、ちゃんと仕事もしなきゃいけない。
そうやって気を張り続けていると、「辞めたい」という気持ちが出てくることがあります。
でもその気持ちは、甘えではなく、「ずっと疲れていたサイン」
かもしれません。
特に真面目な人ほど、
「ちゃんとやらなきゃ」
「我慢しなきゃ」
を続けすぎてしまう。
だから、限界が来る頃には「なんでこんなにつらいのか分からない」
状態になっていることがあります。
でも本当は、ちゃんと苦しかったんですよね。
自分のペースでできなかったこと。
気を遣い続けていたこと。
落ち着ける時間が減ったこと。
そういう小さなストレスが、少しずつ積み重なっていた。
だからまずは、「相手が悪い人じゃないのに苦しい自分」を責めなくて大丈夫です。
人間関係の苦しさって、相手が悪人かどうかだけでは決まりません。
どれだけ自分が安心できるか。無理せずいられるか。
そこも、とても大事です。
ひとりで考え続けていると、
「自分が悪いのかな」
「もっと頑張らなきゃ」
と、どんどん自分を追い込んでしまうことがあります。
でも気持ちは言葉にしていくことで、少しずつ整理されていきます。
・本当は何が苦しいのか
・どこで疲れているのか
・何を我慢しているのか
そういう気持ちを整理していくと、少しずつ頭の中が落ち着いたり、
自分を責めにくくなることがあります。
無理に「頑張れる自分」に戻らなくても大丈夫です。
まずはちゃんと疲れていた自分を、否定しないであげてください。