みなさん、こんにちは
「支援者救急隊」と申します。
私は、部下を指導して逆にハラスメントを受けるなど、一般的に強い者とされる側がハラスメントの被害者になってしまったケースのご相談をお受けするカウンセラーです。
自身も部下からの「ハラスメント批判」を受け、再度の批判を恐れるあまり、本当に指導しなければならないことをどう伝えれば良いのか迷い、社労士の先生や他のカウンセラーに相談するような時期もあり、それらを乗り越えた経験を基にご相談をお受けしています。
もちろん、ご相談に来られた方の対応が全て「善」であり、部下の側に「非」があったと言い切れる事例ばかりではありません。一部の事例では、むしろ部下が我慢し続けてきた苦労を労いたいと思ってしまうようなご相談があったことも事実です。
その上で、今回は私やご相談いただいた事例から、まずは私が「部下ハラ」に当てはまるのではないかという事例をタイプ別にまとめて整理いたしました。
今回は、概要を記載して、次回以降詳しい事例の内容と、その時の対応策を記載していこうと思います。
※事例部分は、基本的に実例を基にしたフィクションになっています。
どんな事が原因となるか
① 正当な指導を「人格否定」と受け取る
→広告のデザインを外注するように依頼していたところ、部下が失念しており、自身でデザインを行って、提出してきたが、出稿できるレベルのものではなかった。これを指摘したところ、「作品に対するセンスを否定された(人格否定)」との主張でハラスメントを訴える。
② ハラスメント概念の過剰防衛型
→自身の失念で発生したお客様への被害に対して、苦情を申し出たお客様に対して、カスハラとの主張を繰り広げた。結果、上司がその後の対応を行い、お客様からの許しは得たものの、本人から上司やお客様に対する謝罪・申し訳なさの表明等の意思は確認できなかった。(自身の失念が原因であることを責められることへの防衛)
③ 指示待ち・責任回避型
→「教えてもらっていなかったので何もしていません。」と上司がすぐに聞ける位置に居なかったことを以て、上司からの配慮が足りないとの主張が繰り返された。
④ 感情・共感要求型
→上司からの日々の指導について、納得できない部分を「違うと思うことをきちんと主張する」という文面でとらえ、数値やシミュレーションを用いずに反論を展開する。
⑤ フラット志向の誤作動型
→風通しが良く、提案型職場でのフラットな関係性を誤解して、礼節の欠如を問題ととらえない。(この場合は、上司のプライベートに踏み込む発言がみられ、上司から部下への発言であれば「モラハラ」または「セクハラ」ととられないような発言を続けた)
どんな行動をとったか
①不機嫌な態度をとる
・ため息 ・舌打ち ・無反応または薄い反応
②反発
・「意味が分からないんですが?」
・「私の仕事ではありません」
・「強制ですか?」
・「それ課長の意見ですよね?」
などといった反発の発言
・大きな声で他の従業員に同意を求める
といったものもありました。
③その他
・「パワハラで訴える」というような脅しともとれる発言
・上司の悪口や広めてほしくないプライベートな話題(家族との関係性、転職回数など)を他の従業員に広める
・陰湿な嫌がらせ(ロッカーへのいたずらなど)
これらは、長期化すると業務遂行や精神的な影響が出かねません。
逆に、部下の単なるわがままと切り捨ててしまうと、状況悪化に拍車がかかる事にもなりかねません。
前述した通り、上司の側に元々原因があると思われる事例も多くありましたので、一概に部下の側だけに原因を押し付けられない事例もありますが、ある境界を越えた時から部下の側が「過剰防衛」となってしまうこともあり得ます。
また、同じ行動を取ったとしても、受け手によって感じ方が異なる事も有ると思います。例えば、表面的に受け入れていた人が、ある日突然会社を休むような事例もありました。
次回からは、これまでの事例から、解決に向けた方法について、みなさんと検証していきたいと思います。
はじめまして!ブログ初心者の支援者救急隊と申します。「支える人を、支える。」というキャッチフレーズで活動しています。
主に部下からのハラスメントと介護をしているご家族のメンタルケアを中心にご相談をお受けしています。
家族の介護や上司だって休む方法はあると思います。
「いま自分が抜けたら、誰かに迷惑がかかってしまう」そんな、辛い状況から抜け出す方法をご一緒に方法を考えてみませんか?
「明日がきっといい日!」そんな気持ちになれるように、私も色々な方法を日々模索しています。
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