「なんで私ばっかり…」が続くとき。サディサティという時期の話
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占い
特に何かあったわけではない。
大きなトラブルがあったわけでも、
明確な原因があるわけでもない。
でも、なぜかずっと重たい。
頑張っているのに報われない。
前に進んでいる気がしない。
そういう時期が数ヶ月ではなく、
年単位で続くことがあります。
「私、何かおかしいのかな」
「こんなに頑張ってるのに、なんで」
そう思って自分を
責めてしまう人も多いです。
でも、それは
「あなたのせい」では
ないかもしれません。
ヴェーダ占星術には
「サディサティ」と
呼ばれる時期があります。
土星の影響が強くなりやすい、
約7年半の期間です。
気分や状況が重く感じやすく、
普段なら流せることが刺さったり、
物事が思うように
進まなかったりすることがあります。
今回はこのサディサティについて
お話ししていきます。
サディサティとは何か
サディサティは、
サンスクリット語で
「7と半分」を意味します。
ヴェーダ占星術では、
土星がその人の「月」の周辺を通過する
約7年半をサディサティと呼びます。
具体的には、
土星が月のひとつ前の
星座に入ったときから始まり、
月のある星座を通過し、
月のひとつ後の星座を抜けるまで。
土星は一つの星座に
約2年半滞在するので、
合計で7年半ほどになります。
この期間は人生に「重さ」が
かかりやすい時期とされています。
努力が実りにくい。
物事が遅れる。
気持ちが沈みやすい。孤独を感じやすい。
人間関係や仕事に試練が訪れる。
もちろん、7年半ずっと
辛いわけではありません。
波があります。
特に土星が月の真上を
通過する中間の2年半が、
最も影響が強いと言われています。
しんどさには、意味がある
このように、
サディサティと聞くと、
「怖い時期」「避けたい時期」
と思うかもしれません。
でも、僕はそう捉えていません。
土星は「厳しい先生」のような天体です。
怠けていることを指摘する。
見て見ぬふりをしていたことを突きつける。
ごまかしがきかない状況を作る。
それは確かに苦しい。
でも、その苦しさには意味があります。
サディサティの時期に起きることは、
多くの場合「本来向き合うべきだったこと」です。
ずっと無理をしてきた働き方。
本音を抑えてきた人間関係。
見ないふりをしてきた自分の気持ち。
それが限界を迎えて、
表面に出てくる。
だから苦しい。
でも、そこで向き合えると、
サディサティが終わった後に
人生の土台が強くなります。
逆に言うと、
この時期に無理やごまかしで
押し切ってしまうと、
そのときは何とかなるように見えても、
同じテーマがあとから
別の形で戻ってきやすいです。
しんどさは、
罰ではありません。
ただ、「今ここを整えたほうがいい」
という合図として出ていることがあります。
サディサティの過ごし方
「じゃあ、この時期はどう過ごせばいいの?」
ここが一番知りたいところだと思います。
サディサティは、
無理に前へ進めようとすると
苦しくなりやすい時期です。
少し意識を変えるだけで、
消耗の量が変わることがあります。
1. 無理に拡大しようとしない
サディサティは
「広げる時期」ではなく
「固める時期」です。
新しいことを始めたい、
もっと成長したい、
という気持ちが
出てくるかもしれません。
でも、この時期は
拡大よりも土台づくりに向いています。
焦って動くより、
今あるものを丁寧に整える。
派手な成果を求めず、地道に積み重ねる。
そういう姿勢の方が、
結果的にうまくいきやすいです。
2. 自分を責めすぎない
サディサティ中は、
気持ちが落ち込みやすくなります。
普段なら気にならないことが気になる。
自分のダメなところばかり目につく。
「私は何もできていない」と感じやすい。
これは、土星の影響で
「内省モード」が強まっているからです。
自分を見つめること自体は
悪くありませんが、
責めすぎると消耗します。
「今はそういう時期なんだな」
と意識するだけでも、少し心は楽になれます。
3. 体を大事にする
土星は「肉体」にも関係します。
サディサティ中は、
体調を崩しやすい人も多いです。
睡眠、食事、休息。
当たり前のことですが、
この時期は意識的に
体を労ってあげてください。
心が重たいとき、
体を動かすだけで
少しマシになることもあります。
激しい運動でなくていいので、
散歩やストレッチなど、
体と繋がる時間を持つのがおすすめです。
4. 「手放す」をテーマにする
サディサティは、
何かを手放す時期でもあります。
合わなくなった人間関係。
無理をしていた役割。
自分に課していた「こうあるべき」。
握りしめているものを緩めると、
次の段階に進みやすくなります。
この時期に終わることは、
終わるべくして終わることが多いです。
無理に引き止めようとするより、
流れに任せた方がいい場合もあります。
ただし、人によって全然違う
ここまで読んで、
「自分もサディサティかも」
と思った方もいるかもしれません。
ただ、ひとつ知って
おいてほしいことがあります。
サディサティの影響は、
人によってかなり違います。
同じサディサティでも、
強く出る人と、
あまり感じない人がいます。
試練の内容も、
仕事に出る人、
人間関係に出る人、
健康に出る人、
さまざまです。
それは、
その人の生まれ持った
チャートによって決まります。
土星がもともと良い配置にある人は、
サディサティ期間中でも
比較的穏やかに過ごせることがあります。
逆に、月や土星に
元々ストレスがかかっている人は、
影響が強く出やすい。
また、
「今どの段階にいるか」
でも体感は変わります。
サディサティの前半、中盤、後半で、
出てくるテーマや重さの質が変わりやすいからです。
だから
「サディサティ=何でもしんどい」
と一括りにせず、
いま自分がどの区間にいて、
どこが反応しやすいのかを
チャートで確認しておくことが大切です。
もしかして、と思ったら
「最近ずっと重たい」
「頑張っても空回りする」
「何かが関係なくズレている気がする」
もしそういう感覚が続いているなら、
一度自分の時期を確認してみるのも
良いかもしれません。
サディサティの
最中だと分かるだけでも、
見え方が変わります。
「自分が弱いから」ではなく、
「重くなりやすい時期なんだ」
と切り分けられる。
それだけで自分を責める回数が減り、
どう過ごせば消耗が少ないかの
ヒントも見えてきます。
サディサティではないなら、
別の原因を探ることができます。
どちらにしても、
「なぜ今しんどいのか」に
手がかりがあると、
対処の仕方は変わっていきます。
最後に
もしそういう感覚が続いているなら、
一度自分の時期を確認してみるのも一つの手です。
サディサティの最中だと分かるだけでも、
見え方が変わります。
「自分が弱いから」ではなく
「重くなりやすい時期なんだ」
と切り分けられる。
それだけで、
自分を責める回数は減ります。
星宿カナタ 🌙
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