認知症の祖母に真正面から向き合い続けて疲れた母

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コラム

これまでに
祖母が「物を盗られた」と言い出した背景と
その時、母がどんな気持ちで対応していたのか
そして祖母の気持ちについて
考えてきました。


今回はなぜ母は疲れていったのかを
考えようと思います。

祖母の1番多かった訴えは
「お金を盗られた」という訴えです。

それに対して母は
「誰もとっていない」
「○○に使うためにおろしたお金」
と真正面から対応していきました。

この対応は間違えだとは思いません。
多くの人はこの対応を取ると思います。

盗られたという思い込みで
周りにまで迷惑をかけてしまう
何度も何度も同じことを繰り返し説明しても
わかってもらえず
今度は犯人扱いされる
その上親戚、近所にも言って回るため
訂正しないといけない…
これが母を疲弊させた正体ではないかと
思うのです。

これ以上なにを言ったら
わかってもらえるのかわからない
また夜には怒って電話がかかってくるだろう…
同じことを何度も聞かれると
口調が強くなり喧嘩腰になる
家族なら当然です。
そうするとまた祖母もヒートアップしてきます。

この状況になると
どんな人でも疲れてしまうと思います。
このやりとりの中で、
誰かが悪かったわけではありません。

祖母は不安で母は必死で
正しいことを伝えようとしていました。

ただその結果家族の心が少しずつ
すり減ってしまったのです。

ただ、認知症は病気です。
認知症ではない人なら
説明されれば納得できます。
けれど認知症の場合、
「説明されたこと自体を覚えていない」
ということが起こります。

では、家族が少しでも楽になる関わり方は
なかったのでしょうか。

次はそのことについて少し作業療法士目線で
考えてみたいと思います。

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