【警告】特上寿司への片道切符、ガタつく格安デスクと共に2月完。

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コラム
2月が終わる。たった28日間。
世間が逃げる月だのと、短すぎるカレンダーに文句を言っている間に
俺はこの28日間という短い季節の隙間に、自分の人生を無理やり詰め込んでいた。

2月、完
――泥を啜り、光を編む
28日間の静かな闘争
窓の外の昼は静かだ
3月の冷たい空気が、窓の隙間から滑り込んでくる
昼間15時時、モニターの青白い光に焼かれ続けて、眼球の奥がズキズキと痛む
ふと作業の手を止めると、ファンの回転音だけが、この部屋が生きていることを証明している

かつて、俺はもっと華やかな場所にいた
夜の街を闊歩していた
あの頃の俺にとって、2月はただ「売上が少し落ちる、面倒な短い月」に過ぎなかった
だが、今の俺にとっての2月は、もっと重く、もっと鋭利な、自分自身を研ぎ澄ますための砥石のような時間だった

■ 「整理」という名の、自分への決別

かつて数百万のシャンパンを躊躇なく開けていたこの指先が、今月は何をしていたか
深夜、薄暗い部屋で一人、過去の「見栄の残骸」である大量のサブスクリプションを一つずつ解約していた
「月額500円のプレミアム会員」……何のプレミアムだったかも思い出せないゴミのような契約を、パスワードを何度も間違え、ロックがかかり、舌打ちしながら解除していく
かつての俺なら一瞥もしなかった端金(はしたがね)を、うわもったいにゃい!と言いながら今は必死で回収している
その格好悪さが、今の俺のリアルな現在地だ

情けないか?
いや、不思議とそんなことはなかった。
むしろ、長く放置されていた屋根裏部屋を掃除しているような、奇妙な清々しさがあった。見栄という名の安っぽいペンキを剥がし、剥き出しの自分に戻っていく
「毎日特上寿司を食べる」という目標は、今の俺にとっては単なる欲望じゃない
それは、一度壊れた自分を再構築するための、最低限の証明なのだ

スタバでラテを飲みながら「ノマドワーク」なんて、俺には似合わない
俺に似合うのは、誰もいない深夜、ぬるくなったブラックコーヒーをを啜りながら、過去の自分を呪い、同時に未来の自分に期待する、この不格好な時間だ

■ 「特上寿司」の哲学、その先にあるもの
以前、俺は特上寿司のために働くと書いた
それは今も変わっていない
だが、2月を走り抜けた今の俺には、その言葉の解像度が少しだけ変わっている

特上寿司は、単なる贅沢品じゃない
それは「自分の価値を認めてくれた報酬」であり、明日もこの戦場に立つための燃料だ
善意や奉仕という言葉で自分を安売りしたこともある。
だが、それで体力を削り、私のクリエイティビティを枯渇させた経験が過去にある

だから俺は、自分の欲望に正直でいたい
あんたを成功させて、俺も特上寿司を食う
その剥き出しの利害関係こそが、ビジネスにおける最も誠実な契約だと信じている

でも、2月が終わる今、少しだけ柔らかいことも言いたくなった

俺が夜な夜な泥水を啜りながら作っているものは、結局のところ、誰かの孤独を埋めたり、誰かの退屈をぶっ壊したりするための火種なんじゃないか

俺が特上寿司を食えるのは、俺が放った「火」が、誰かの心を温めたり、燃やしたりした結果なのだ

今、目の前にある現実はスーパーの半額寿司だけどね('ω')

■ 3月への、静かな約束
2月が終わる
街が、少しずつ春の気配を帯びてくる
俺は、新しいiPhoneを手に取り、新しいアカウントを作った。過去の「けらちゃん」としての自分を一度リセットし、まっさらな場所から、また新しい物語を始めようとしている

もし、あんたも今、何かに立ち止まっていたり、過去の自分に縛られて動けなくなっているなら
あるいは、誰にも理解されない、こだわりを抱えて、深夜のモニターの前で独り、ため息をついているなら

安心してくれ
俺も同じだ
俺も、あんたと同じ泥沼に首まで浸かりながら、それでも必死に砂金を拾おうとしている、ただの馬鹿野郎だ

「綺麗にまとまった成功」なんて、この世には存在しない
あるのは、格好悪い試行錯誤と、吐き気を催すような不安と、それをほんの一瞬だけ上回る面白いもんが作れたという喜びだけだ

3月
2月という短い月を使い切って、俺の準備は整った
次は、さらに大きな火を灯しに行こう

ただ、もし道に迷って、独りでいるのがキツくなったら、思い出してくれ
ひとりぼっちの部屋で、同じように深夜まで目を真っ赤にして、特上寿司を夢見ながら、電子の猛獣と取っ組み合っている男がいることを

さあ、3月
新しいカレンダーの1ページ目だ
少しだけ深呼吸して、また泥臭いクリエイティブの海へ、一緒に飛び込もうじゃないか

――と、ここまで最高にクールな決意を固め、熱い涙を流しそうになっていたその時だ

俺の膝の上で丸まっていたリアルな毛玉(=飼い猫のけらくん)が、突如として覚醒した!

奴は俺が渾身の力で打ち込んだこの1,800文字のラスト一行
飛び込もうじゃないか。
という感動のフィナーレをあざ笑うかのように、キーボードの上を優雅にウォーキング 多分構えニャーーー餌くれなにゃーーーって言ってる翻訳すると

「飛び込もうじゃないか。aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaっっっっっっっっっs」

圧倒的なカオス
一匹のアメショの腹減ったという要求の前には、私は無力な砂の城に過ぎなかった

俺の「特上寿司」への道は、まず奴の「特上カリカリ」を献上することから始まるらしい
3月の最初の仕事は、キーボードに詰まった猫の毛の掃除になりそうだ

まあ、いい
いつか世界を笑わせる前に、まず猫に笑われる
それもまた、俺らしい2月の終わり方だ
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