「立地が悪いから仕方ない」は本当?
最近、地方で賃貸物件を所有しているオーナーの方から
こんな相談が増えています。
「空室がなかなか埋まらない」
「去年までは普通に決まっていたのに」
「市況が悪いと言われた」
確かに、地方の賃貸市場は年々厳しくなっています。
人口減少や新築物件の増加、家賃競争など
オーナーにとっては不利な状況も多いのが現実です。
しかし、実際に相談内容を詳しく聞いてみると
必ずしも立地だけが原因ではないケースが多くあります。
むしろ、管理会社の募集方法に問題がある場合も少なくありません。
1:物件情報が不十分
まず多いのが
「募集しています」と言われているのに、物件情報が弱いケースです。
例えば
・掲載されている情報が少ない
・物件の魅力が伝わらない
・条件の説明が曖昧
このような状態では、そもそも内見につながりません。
まずは、物件情報がしっかり掲載されているかを確認することが大切です。
2:写真のクオリティが低い
現在の賃貸探しは、ほとんどがインターネットから始まります。
つまり、写真の印象がそのまま問い合わせ数に影響します。
しかし実際には、
・写真が暗い
・部屋が狭く見える
・室内写真が少ない
・周辺施設の写真ばかり
といった物件も多く見られます。
仲介会社も写真が弱い物件は紹介しにくいため
結果として問い合わせが減ってしまいます。
3:囲い込みが起きている可能性
もう一つ注意したいのが「囲い込み」です。
これは、他の不動産会社が物件を紹介できない状態にすることを指します。
例えば、
・業者向けサイトに物件を公開していない
・業者非公開の設定になっている
・自社だけで契約を決めようとしている
このような状態だと、紹介してくれる仲介会社が限られてしまいます。
当然ですが、紹介する人が少なければ入居も決まりにくくなります。
地方物件で空室を減らすポイント
地方の賃貸市場は今後さらに厳しくなる可能性があります。
だからこそ、次の3つを意識することが重要です。
① 周辺物件との差別化
礼金の見直しやフリーレント、簡単なリフォームなどで
「選ばれる理由」を作る。
② 写真の質を上げる
明るく広く見える写真や、生活イメージが湧く写真を用意する。
③ 仲介会社が紹介しやすい物件にする
情報公開を広く行い、条件交渉にも柔軟に対応する。
管理会社で入居率は変わる
賃貸経営では、立地や築年数だけでなく
どの管理会社に任せているかも非常に重要です。
情報の出し方や募集戦略によって、入居率は大きく変わります。
もし
・募集内容が弱い
・写真が魅力的でない
・囲い込みが不安
と感じている場合は、一度募集方法を見直してみることをおすすめします。
空室の原因は、必ずしも立地だけとは限りません。
募集の仕方を変えるだけで改善するケースも多いのです。