コピーして貼り付ける作業が多いと、確認も増えやすくなります
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取引先へ提出するために、
使用した物品を一覧にする業務がありました。
使用日、使用者、商品名、規格、ロット、数量などを、
決まったフォーマットに入力し、
最後はPDFにして提出する流れです。
一つひとつの入力は、
それほど難しく見えないかもしれません。
でも実際には、
いくつもの資料を見ながら、
必要な情報を拾い、
決まった場所へ転記していく必要がありました。
元の情報を見る。
必要な項目を探す。
フォーマットの該当欄に入れる。
抜けや間違いがないか確認する。
この作業が、
明細の数だけ繰り返されます。
コピーして貼り付けるだけ。
手で入力するだけ。
そう見える作業でも、
実際にはその前後に確認がついてきます。
商品名を入れたあとに、
規格が合っているか確認する。
数量を入れたあとに、
単位が合っているか確認する。
ロットを入れたあとに、
別資料と合っているか確認する。
つまり、
転記が多い業務では、
転記そのものだけでなく、
転記した後の確認も増えやすくなります。
入力した内容が正しいか。
貼り付ける場所を間違えていないか。
前回と同じルールで処理できているか。
毎回、人が目で見て判断していると、
作業時間も確認時間も増えていきます。
この場合、
単にフォーマットを見やすくしても、
作業はあまり軽くなりません。
重さの原因は表の見た目ではなく、
情報を拾って、移して、確認する流れにあるからです。
そこで大事になるのは、
どこを毎回手で拾っているのかを見ることです。
毎回同じ資料から取っている項目はないか。
同じ条件で転記している項目はないか。
毎回同じ確認をしている場所はないか。
人が判断しなくても決められる項目はないか。
こうした部分を分けていくと、
手作業で残すところと、
ルールに沿って処理できるところが見えてきます。
すべてを自動で終わらせる必要はありません。
ただ、
毎回同じように拾っている情報や、
同じ基準で入れている項目は、
人が一つずつ転記しなくてもよい形にできることがあります。
そうすると、
作業者は全部を手で作るのではなく、
必要なところを確認する役割に変わります。
コピーして貼り付ける作業が多い業務は、
見た目以上に確認が増えやすいです。
入力欄を整えるだけでなく、
どこから情報を取り、
どこへ移し、
どこで確認しているのか。
そこを見ると、
業務を軽くする入口が見つかることがあります。
「毎回、複数の資料から情報を拾っている」
「コピー貼り付けの後に確認が多い」
「同じような明細作成を手作業で繰り返している」
という場合は、
「Excel作業の自動化、まずは整理・診断します」 からご相談ください。
今使っているExcelや作業の流れをもとに、
どこを手作業で残し、
どこを整理できるかを一緒に確認します。