減量で崩してはならない大事なこと。
それは、
「判断力」です。
これは、
長年減量を続けてきて強く感じることです。
減量初期は、
誰でも勢いがあります。
体重も落ちる。
モチベーションも高い。
しかし問題は、
そこから先です。
停滞。
空腹。
疲労。
焦り。
そうしたものが積み重なると、
少しずつ“正常な判断”ができなくなります。
・もっと食事を減らすべきか
・有酸素を増やすべきか
・チートを入れるべきか
・まだ頑張るべきか
本来なら冷静に考えるべき場面でも、
減量中は「不安」が判断を支配します。
そして、
「不安」を抱えたままの精神的負担、
「不安」を抱えたままでの判断、
これらは、
ダイエット/減量の設計そのものを壊していきます。
私自身も、
何度もこの失敗を繰り返してきました。
焦って削りすぎて、
身体も心も壊れかけたことがあります。
逆に、
「もう無理だ」と感じたタイミングで、
思い切って休養を入れたことで、
一気に仕上がった経験もあります。
減量とは、
単なる脂肪との戦いではありません。
“自分との対話”
だと私は考えています。
そして難しいのは、
減量中はその“対話”がどんどん下手になることです。
不安を抱えたまま、
一人で考え続ける。
すると、
判断が少しずつ極端になっていきます。
だから私は、
オンラインコーチングでも、
単なる食事管理だけではなく、
「今、どう判断するべきか」
を一緒に整理することを重視しています。
私の考えや方法を押し付けるのではなく、
クライアントさんの
・生活
・仕事
・性格
・環境
に合わせながら、
“その人にとっての最適解”
を一緒に探していく。
それが、
私のコーチングの軸です。
減量で本当に怖いのは、
努力不足ではありません。
焦りからくる
「誤った判断」
です。
もし今、
・頑張っているのに苦しい
・何を信じればいいかわからない
・情報が多すぎて迷っている
そんな状態なら、
一度立ち止まってもいいのかもしれません。
減量は、
“追い込めば勝てる”ほど単純ではありません。
次回は、
「なぜ減量は孤独になりやすいのか」
について、
競技生活を通して感じてきたことを書きたいと思います。