「継続の中に見える、生き方」

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久しぶりに着付け教室で会った方が、きれいに着られるようになっていた。

3か月前、初めて会った時は、着物に触ることも着ることも、全部が初めてだと言っていた。
見よう見まねで紐を結び、何とか形にしている。そんな始まりだったと思う。

でも今日は違った。
手つきが自然で、着終わった姿もすっきり整っていた。

きっと、ただ回数を重ねただけではない。
着付けの手順にある意味や、形になる理由が、少しずつ身体に入ってきたのだと思う。

最初はわからなくていい。
できなくていい。
続けるうちに、意味が身体に馴染んでいくことがある。

継続って、同じことを繰り返すだけではないのかもしれない。
理想との差を感じながら、今の自分に何が必要かを見ていくこと。
少しずつでも、そこに近づこうとすること。

途中で、向いていないのかもしれない、無理かもしれない、そう思うこともある。
やめてしまいたくなることも。
でも、自分がやりたいことって
「どうしたら、もっとできるようになるかな」
そんな風に、その先を知りたくなってくる。


ただ、そこに誰かの期待が乗りすぎると、少し苦しくなることも。


「頑張れ」は、ときどきこわい。
励ましのようでいて、他人の都合まで乗ってしまうことがあるから。

私は、頑張れを正義にはしたくない。

頑張る、という形で、
信念を曲げずにまっすぐ進んでいく人もいるのだと思う。

それも、ひとつの継続のかたちなのだろう。

でも私は、
そんなに力を入れすぎなくても、
楽しいから続いている、
そのくらいの気持ちでいたい。

継続の意味は、人それぞれ。
どんなふうに続けていくのかにも、
その人の生き方が少しずつ出るのかもしれない。

継続は、できるなら自分のためのものであってほしい。

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