怒りすぎ、怒鳴りすぎて、自己嫌悪。穏やかなママは遥か彼方へ

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子どもに怒りすぎて自己嫌悪。
これはママが絶対に通る道。
もちろん、パパもそうちゃうかな。
この道通らずに進める人おる?

私もとっても悩みました。
今でも「やっちまった!」と思うことがあります。
でも、以前と比較すると減ったような気がするようなしないようなするような(笑)

坊ちゃんが5歳ぐらいのときはとても悩みました。
「私がおかしいんちゃうかな」と思って、ネットで検索する毎日。
そこで、出合ったのが「コーチング」。
「ようわからんけど、申し込んでみよう」とドキドキしながら決済したのを覚えています。

それで、2日間受講してみたのです。
受講前日は「これでちょっとは変わるかな~」と期待期待期待で胸が膨らみ、破裂寸前。

なんと、おかげさまで世界が変わりました~!!!!!

と言いたかったのですが、私にはあまり響かず(えええええ~)

「マキコママさん、分かってるじゃないですか!」

と言われてしまい。
そりゃあ、言いたいことは分かるよ。
でも、怒っちゃうんだよ~だから困ってるんだよ~と心の中でつぶやきながら、終わってしまいました。

きっと世の中探せば私に合うコーチングもあると思いますし、コーチングを否定するつもりは全くありません。

私の理解力とアドバイスに対する実行力が伴わなかったのかもしれません(←きっとこれが最大の原因)

これは、もう自分で探っていくしかない!と思いました。
10年間で私がどうやって「怒り」と向き合ってきたか書いてみようと思います。

世間とはズレているかもしれませんが、「マキコママ編」ということでご容赦ください(笑)

そして書きながら私自身も整理したいと思います!
それでは、みなさまもご一緒に。

怒る前の3秒の間・深呼吸、どれもハードルが高すぎる

頭に血が上ったときに3秒、待てません。
深呼吸、できません。

そう言ってしまうと身も蓋もないのですが、私は無理でした。
正直な感想。
出来る人は尊敬します。

恐らく、上司や部下、後輩ならいける(お給料がちらつくゆえに)
でも、我が子には難しかった。

脳内ドカーン!となっているのに、3秒も待ったらおかしなる!
隣で誰か口を塞いでくれないと。
私を止める私が必要。
私を止める私って、冷静沈着、泰然自若、従容自若な私でないといけない訳で、そもそも私には1ミリも備わっていないアイテムたち。

それらを手に入れるには、余裕が必要なんだろうな~ということに気づきました。

となると、今度は「余裕を作るにはどうしたらいいんだろう?」という疑問に直面したのです。


ポジティブな諦め

寝ない子どうする?寝なくてもイライラしないで!No.2(苦労満載幼稚園編)にも少し書いたポジティブな諦め。

子育てとは真逆の方向に存在する「余裕」「ゆとり」「おおらか」。
これらをすこーしでも手に入れることが出来たら、変わるのでは??

ここで、怒りにフォーカスするのをやめました。

なんで余裕がないんだろう。
なんで毎日イライラモードなんだろう。

例えば「早く寝かさなあかん」という思い込み。
なぜ、早く寝かせるの?
子どもの健康維持と生活リズムのため。

というのはもちろんなんだけど、実は、それだけではなく、
「自分の時間がほしいから」
というのもあります(この理由が大半を占めている)

そして、私の脳内での結論は次のようになりました。

毎日、寝ない!寝ない!とイライラしていたら、精神的にも良くないし、家の中の雰囲気も暗い。
遅く寝た次の日は、11時に起きたってええやんか!
起きた時間に朝ご飯。
おやつをやめて昼ご飯。
夜ご飯は19時になったってかまへんやん!

18時から寝たってええやん!
夜ご飯食べなくても死なへんし!
そりゃあ、毎日21時に寝てくれるのであれば、嬉しいですよ。
自分の時間も出来るし!

そして、これがずーーーっと続くわけではない!
早く寝てくれる日もあるだろうし、お姫ちゃんが幼稚園に入ったら今より時間もできる!
きっと今だけ。

そう思うことにしました、いえ、思い込むことにしました。


視界に入れない

これは怒る回数が断然減る方法です。
この方法は目の離せない小さいうちは難しいので、ある程度大きくなってからですね。

兄妹で安全に遊べるようになってから実行しました。

何が腹立つって、とにかく、部屋中におもちゃが散らかるんです。
散らかるという言葉ではかわいすぎるくらいで、泥棒でも入ったのか!という表現の方がぴったり。

見ていると声を荒げてしまうので、
「どうせ注意しても、怒っても、散らかるんだから見ない!」と決めました。

我が家はクローズドキッチンなので、キッチンで用事をしていれば見えません。

声だけ聴いていると「兄妹、仲良くて良かった~、幸せ~」と思えるんですけど、「想像以上に散らかってるんだろうな」と思うと複雑です(現在進行形)
覗くときは、覚悟して覗きますので、怒鳴ることにはならないんです
(あら不思議)

「片づけて!おもちゃ踏んだら痛いし、あなたたちもケガするよ!」
と大きな声は出しますけどね。
きっとこれが「叱る」なんだと思います。

そして、人間って怖くって、散らかっているのが初期設定になります(嫌だわ)

そうすると受け入れられるようになってきて、
「リビングで遊んでくれるのも、今のうちだけなのかな~」
と思ったりして、今度はポジティブな諦めに繋がっていきます。

私、毎日クイックルワイパー&掃除機をかけないと嫌なんですけど、
「私がいるところだけ掃除しよう」
という思考になっていくんですよ(自分でもびっくり)

「怒る」から「叱る」になったんだな、と思いました。


怒ってもそれを引きずらない

これだけは、子どもが産まれたときから決めていました。
実は、私の親は一度怒ると普通に話をしてくれるまでにかなり時間がかかりました。

一人っ子だったので、小学生の私にはとてもとても辛かったです。

学校から帰っても、空気が暗くて重いんですよ。
長いときは1週間かかりました。
私が悪いんですけどね。。。

分かっているんですけど、子どもってどうしたらいいのか分からないんです。ごめんなさいを言いそびれたら、いつ言ったらいいのか、言っても無視されたら怖いし、それなら言わない方がいいのかな、とか色々考えます。

同じ思いをさせたくないので、その場限りで終わらせています。

そうすることで、親のイライラもそこで止まりますので、別のテーマに波及することもありません(ママあるある)

ねちねち怒ったところで、子どもって「なんで怒られてるんだったかな」なんですよね。

心配しなくても、何度も同じことをするので、また注意すればいいんです(笑)

お互いのためにも短く怒るのが一番だと思います。


「決める」が大事

あくまでも私の場合ですが、振り返ってみると、自分の中で「決める」ということをしてきたから、怒る回数も減ったのかなと思います。

◎怒る前の3秒の間・深呼吸、どれもハードルが高すぎるから、怒りにフォーカスしないと決めたら、ポジティブな諦めができるようになった

◎視界に入れないと決めたら、怒る回数が断然減った

◎怒ってもその場限りで終わらせることに決めたら、親のイライラも引きずらなくなった

だから、「怒る」のではなく「叱る」が出来るようになったのかなと。


ママだって怒ってもいい

これを言ってしまえば、元も子もないのですが、

「全く怒らない親=感情を出さない親」

に育てられても、子どもの人間関係に影を落とすのではないかと思います。

なんでもかんでも怒るのは、こんな私でも「あかんな~」と思います。
でも、私のように時間がかかっても「怒る」→「叱る」の方向に少しずつでも進んでいればいいんじゃないかな。

かあちゃんだって人間ですもの!


まとめと現在

勉強はできなくても、人様に迷惑をかけるような人間になってほしくない!人としてダメなことをするような大人になってほしくない!

という願望が大いにあります(自分のことはかなり高い棚に上げています)

でも、何度も注意しているのに、何度も同じことをされると、勝手に将来像を描いて、一人で「きゃー!どうしよー!」って思ってるんです(私の場合)

私は預言者でも未来が見える占い師でもありません。勝手に想像して、子どもに「怒る」という方法で表現していたという、大迷惑な一人コントをしていたのです。

きっと自分の子どもは特別な存在だからこそ、真剣になってしまうのだと思います。

怒ってしまっても、さっと切り替えて、
「怒りすぎた。ごめん。次から気を付けるわ」
と言って、前に進めたら◎

たとえ言えなかったとしても、終わったらさっと切り替えて、引きずらなかっただけでも◎

どんなに怒っても、叱っても、「だいすき~」と言って2人とも頻繁に私に飛びついてくるので、思いは伝わっているのかなと思っています(笑)

怒りすぎてどうしたらいいのか分からないママさん。

悩んでいることがすでに前に進んでいる証拠です!

安心してください。
子どもも成長します!
ずっと同じではないんです。
私は子どもの成長にも助けられています!
こんな母親を受け入れてくれて、坊ちゃん、お姫ちゃんに、感謝!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

読んでくださったみなさまに、笑顔が咲き誇る瞬間がたくさん訪れますように!
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