5年寝たきりの私が感じた うつ病の本当のつらさ
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コラム
具合いが悪い時ほど、
精神科に通院したいのに、
その通院する気力がない。
行かなきゃいけないと
分かっているのに、
体が動かない。
自分で飲み終えた
ペットボトルのお茶すら、
片付ける気力がない。
ただそこに置いたまま、
何日も過ぎていく。
笑ったの、いつだろう。
笑うってなに?
楽しいってなに?
その感覚自体が、
分からなくなっていました。
うつ病の症状だと、
頭では理解している。
でも、止まらない。
希死念慮
自責の念
消えたい。
私なんていない方がいい。
そんな考えが、
頭の中をぐるぐる回る。
「治るの?」
「このまま一生?」
何度も何度も
同じことを考える。
出口の見えないトンネル。
ゴールが見えない恐ろしさ。
先が見えないことが、
こんなにも人を追い詰めるんだと、
その時初めて知りました。
だから私は、
その時は
うつ病が一番つらいと感じました。
体が痛いわけじゃない。
見た目で分かるわけでもない。
でも、
「生きていることそのもの」が
苦しくなる。
それが、うつ病でした。
精神科の閉鎖病棟に50日間入院し、
電気けいれん療法も受けました。
それでもすぐに良くなることはなく、
5年間、ほぼ寝たきりの状態でした。
そこから少しずつ、
本当に少しずつ回復していきました。
薄皮をはがすように、
ゆっくりと。
もし今、
同じような状態にいる方で
お話することで少しでも楽になる方が
いらっしゃったら
言葉にならなくても大丈夫です。
うまく話せなくても大丈夫です。
ひとりで抱えてきた分、
ここでは少しだけ
安心して話してみてください。
1分でも、沈黙でも大丈夫です。