考えすぎて疲れてしまう人へ―頭の中のぐるぐるを止める心理学―

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コラム

はじめに

夜になると、昼間の出来事を思い出す。

「あの言い方、よくなかったかな」
「変に思われたかもしれない」
「もっと違う言い方があったかも」

同じ考えが、何度も何度も頭の中を回る。

こうした状態を、心理学では
反すう思考(はんすうしこう)
と呼びます。

まじめで責任感のある人ほど、
この思考のループに入りやすいものです。

今日は、“考えすぎてしまう心”との付き合い方について考えてみます。

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1 考えすぎは「性格」ではなく「心のクセ」

まず知っておきたいのは、
考えすぎは「性格の弱さ」ではないということ。

むしろ多くの場合、

・責任感が強い
・人の気持ちを大切にする
・失敗から学ぼうとする

こうした誠実さの裏側にあります。

つまり、考えすぎてしまう人は
「ちゃんと生きよう」としている人でもあるのです。

ただ、そのエネルギーが
思考に偏りすぎている状態とも言えます。

2 思考は「解決」より「反復」をしている

頭の中で何度も考えていると、
「問題を整理している気分」になります。

しかし実際には、

同じ考えを繰り返しているだけ

ということが多い。

例えば、

「嫌われたかもしれない」
「やっぱり嫌われたかも」
「絶対嫌われた気がする」

これは思考が深まっているのではなく、
ぐるぐる回っている状態です。

ここに気づくだけでも、
少し距離が生まれます。

3 思考は止めるより「外に出す」

「考えるのをやめよう」とすると、
かえって頭に残ります。

心理学では、
抑圧された思考は戻ってくると言われています。

おすすめなのは、
頭の外に出すこと。

例えば

・紙に書く
・スマホのメモに書く
・誰かに話す

言葉にして外に出すと、
思考は整理されていきます。

頭の中だけで抱えると、
思考はどんどん膨らみます。

4 「身体」に戻る

考えすぎているとき、
意識はずっと頭の中にあります。

そんなときは、
身体の感覚に戻ることが助けになります。

例えば、

・ゆっくり深呼吸
・肩を回す
・温かい飲み物を飲む
・足の裏の感覚を感じる

これはとてもシンプルですが、
神経系を落ち着かせる方法でもあります。

思考のスピードは、
身体が落ち着くと自然に下がります。

5 それでも考えてしまう日もある

ここまで書いてきましたが、
それでも考えすぎてしまう日はあります。

それは自然なことです。

大切なのは、

「また考えすぎている」
と気づけること。

気づいた瞬間、
あなたは思考の外に少し立っています。

それだけでも、
心は少し自由になります。

最後に

考えすぎる人は、
それだけ真剣に生きている人です。

だからこそ、
ときどき休ませてあげてください。

すべての出来事に
完璧な答えを出す必要はありません。

「今日はここまで考えたから十分」

そんなふうに
思考に区切りをつけることも、
心を守る大切な力です。
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