求人票、求職者は上から順番に読んでいません

求人票、求職者は上から順番に読んでいません

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ビジネス・マーケティング
「ちゃんと書いたのに読まれていない気がする」というご相談をよくいただきます。実際にお話を聞くと、求人票の構成自体は丁寧に作られていることが多いです。でも、求職者が実際にどこを見て、どこで離脱しているかという視点が抜けていることがほとんどです。

なぜ丁寧に書いても読まれないのか

求人票を作る側は「上から順番に全部読んでもらえる」前提で書きがちです。会社の想い、事業内容、仕事内容、そして最後に給与や待遇。

でも求職者はスマホで何十件もの求人を比較しながら見ています。じっくり読む余裕なんてありません。実際は「給与」「勤務時間」「休日」をまず目で追って、気になったら仕事内容に戻って読む、という順番がほとんどです。丁寧な文章ほど、肝心な条件が後半に埋もれてしまっている求人票をよく見かけます。

今すぐ見直せる4つのポイント

- 給与・休日・勤務時間は冒頭または目立つ位置に。本文の途中に埋め込まない
- 1文を短く。1文に条件を詰め込みすぎない(「土日休みで残業少なめ、研修制度も充実」のような羅列は読み飛ばされます)
- 「仕事内容」は最初の2〜3行で何をする仕事か分かるように。会社の歴史から入らない
- 数字は具体的に(「頑張り次第で昇給あり」より「入社1年で月給◯万円アップの実績」)

条件欄だけ変えて応募が増えた飲食店の求人

これまで担当した企業の中に、仕事内容の文章はとても丁寧なのに、応募がまったく来ない飲食店の求人がありました。読んでみると、お店のこだわりや理念がしっかり書かれていて、好感の持てる内容でした。

ただ、肝心の「週休2日」「時給」「交通費」といった条件が、文章の一番最後にまとめて書かれていたんです。求職者からすると、条件を確認するために長文を最後まで読む必要がある状態でした。

そこで、条件部分だけを冒頭に移動し、理念の話はその後に残す形に変更しました。文章の中身はほとんど変えていません。それだけで、翌週から応募の数が目に見えて増えました。内容を良くするよりも、「見てほしい順番に並べ直す」ことのほうが効くケースは珍しくありません。

求人票は「良いことを全部書く」よりも「求職者が最初に知りたい情報をどこに置くか」で結果が変わります。自社の求人票がどの順番で読まれているか、一度見直してみてください。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票の中身や順番にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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