「オープンまで2週間、スタッフが誰も決まっていません」と言われて確認したこと

「オープンまで2週間、スタッフが誰も決まっていません」と言われて確認したこと

記事
ビジネス・マーケティング
新しい店舗や施設のオープン準備をしている経営者から、こんな相談を受けることがあります。「内装も仕入れも終わったのに、スタッフだけ決まっていない」と。焦って求人媒体に片っ端から掲載してみても、応募が来ない。来ても面接をドタキャンされる。オープン日は決まっているのに、人だけが決まらない。この状況、実はよくあることです。

なぜ立ち上げ時の採用はうまくいかないのか

立ち上げの採用がうまくいかない理由は、だいたい共通しています。

- 内装や設備の準備に時間を使いすぎて、採用が後回しになっている
- 「オープンしてから忙しくなる」という情報しか求人票に書いていない
- 面接から入社までの期間が短く、求職者側が「本当に大丈夫な会社か」判断できない
- 一緒に働く人が誰もいないため、求職者が不安を感じやすい

特に最後の「誰もいない」は見落とされがちですが、求職者にとっては大きな不安材料です。誰も働いていない場所に応募するのは、勇気がいることなんです。

今すぐできる4つの対策

- 求人票に「オープニングスタッフ」であることと、その理由(新しいから研修体制を作っている等)を明記する
- 「一緒に立ち上げていく」という言葉を入れて、不安ではなく参加意識に変える
- 面接日から入社日までの期間を、できるだけ詰めて設定する
- オープン前研修の内容や期間を具体的に書く(座学何日、実地何日など)

これだけで「準備不足な会社」ではなく「ちゃんと計画している会社」に見え方が変わります。

研修体制を書いただけで応募が3倍になった飲食店の事例

以前担当した、新規オープンの飲食店の求人票を見せてもらったとき、仕事内容の欄には「オープニングスタッフ募集」の一文だけでした。これでは求職者は何も想像できません。

そこで、オープン前1週間の研修スケジュール、店長になる人の経験年数、オープン後1か月のシフトの組み方まで書き加えてもらいました。すると、応募数がそれまでの3倍近くになりました。求職者が知りたかったのは「オープニング」という言葉ではなく、「自分がそこでどう働き始めるのか」の具体像だったんです。

立ち上げ時は情報がないからこそ、求人票で丁寧に補ってあげる必要があります。逆に言えば、そこを埋めるだけで他の求人と差がつきやすい場面でもあります。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す