「大手には勝てないので」と諦めかけた社長に、最初に伝えたこと

「大手には勝てないので」と諦めかけた社長に、最初に伝えたこと

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ビジネス・マーケティング
「うちは中小企業だから、大手と同じ土俵じゃ戦えないんですよね」

先日、従業員30名ほどの会社の社長さんからこう相談されました。同じ職種で大手企業も求人を出していて、給与も福利厚生も勝てない。だから応募が来ないんです、と。

でも実際に求人票を見せてもらうと、負けている原因は給与でも福利厚生でもありませんでした。

なぜ「条件で負けている」と思い込んでしまうのか

中小企業の採用担当の方と話すと、多くが「大手には条件で勝てない」という前提からスタートしています。でも応募者は、条件だけを見て応募先を決めているわけではありません。

実際に求人票を比較すると、大手の求人は情報が整っている分、逆に「テンプレート感」が強く、応募者との距離を感じさせることもあります。中小企業はそこに勝機があります。

大手にはできない、中小企業だからこそ書けること

- 社長や上司の顔写真・人柄が伝わるコメントを入れる
- 「入社1年目の1日の流れ」など、その会社にしかない具体的な情報を書く
- 「なぜ今、人を募集しているのか」の背景を正直に書く
- 選考スピードの速さ・柔軟さをアピールする(面接1回、即日回答など)
- 「少人数だからこそ任せてもらえる仕事」を具体的に書く

これらは、選考フローが決まっている大手企業には真似しにくい部分です。

求人票を書き直した結果、応募の質が変わった話

先ほどの社長さんの求人票は、業務内容と条件だけが淡々と並んでいて、会社の雰囲気が一切伝わらないものでした。

そこで、社長自身が「なぜこの仕事を任せたいのか」を1段落だけ加えてもらいました。加えて、入社後1週間の流れを具体的に書き直しました。

結果、応募数自体はそれほど変わりませんでしたが、面接に来る方の「この会社で働きたい理由」が明確になり、内定辞退がほぼなくなりました。採用担当としてよく見る傾向ですが、条件で選ばれた応募者より、雰囲気や人で選ばれた応募者の方が定着率は高い印象があります。

大手と同じ条件を提示することはできなくても、大手が書けない情報を書くことはできます。求人票は「弱点を隠す場所」ではなく「勝てる部分を見せる場所」だと考えると、書き方が変わってきます。

応募が来ない原因は、媒体でも条件でもなく、求人票の中身にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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