「給与を上げたのに応募が増えません」と言われて確認した3つのこと

「給与を上げたのに応募が増えません」と言われて確認した3つのこと

記事
ビジネス・マーケティング
「相場より給与も高くしたのに、なぜか応募が増えないんです」。先日、ある経営者からこう相談されました。求人票を見せてもらうと、たしかに給与欄はしっかり見せている。でも読み進めると、応募者が本当に知りたい情報がほとんど書かれていませんでした。

なぜ給与を上げても応募が増えないのか

採用担当として何百件も求人票を見てきましたが、応募する側が最初に見ているのは実は給与だけではありません。給与は「条件に合うかどうか」の入口に過ぎず、その後に必ずチェックされているのが「働くイメージが湧くかどうか」です。

- 1日の仕事の流れが書かれていない
- 職場の人数構成や年齢層がわからない
- 休みが取れる雰囲気なのか判断できない
- 教育体制があるのか不明

給与だけ良くても、これらが空白だと「なんとなく不安」という理由で応募をやめられてしまいます。

今すぐ見直せる4つのポイント

- 1日のスケジュールを時系列で書く:「9:00出社→朝礼→接客→…」のように具体的に
- 職場の人数と年齢層を一言添える:「20〜40代のスタッフ5名」など数字で安心感を出す
- 休みの実態を書く:「有給消化率〇割」「土日休み希望も相談可」など具体的に
- 入社後のフォロー体制を書く:「最初の1ヶ月は先輩が同行」など不安を先回りして解消する

給与額そのものより、この4つの方が応募の決め手になっているケースを何度も見てきました。

給与欄を変えずに、他の項目を足しただけで応募が倍になった話

これまで担当した企業で、給与額は一切変えず、1日のスケジュールと職場の人数構成だけを追加した求人票がありました。結果、掲載2週間で応募数が前月の倍になりました。経営者本人も「給与を上げる余力がないから応募が来ないと思っていた」と話していましたが、実際に応募者から聞いた応募理由は「働くイメージが湧いたから」でした。給与が決め手ではなく、不安が解消されたことが背中を押していたのです。

給与を上げることは簡単にできる対策ではありません。でも、求人票の中に「働くイメージ」を足すことは、今日からでもできます。

応募が来ない原因は、給与額ではなく求人票の中身にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す