「業務内容:上記業務全般」と書いていた会社が、応募数を3倍にした話

「業務内容:上記業務全般」と書いていた会社が、応募数を3倍にした話

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ビジネス・マーケティング
「うちの仕事内容、ちゃんと書いてるはずなんですけど…」

そう言われて求人票を見せてもらうと、業務内容の欄には5行程度。「営業事務、電話対応、資料作成、その他付随業務」とだけ書かれていました。間違ってはいません。でも、これでは応募者の頭の中に何も映像が浮かばないんです。

なぜ「間違っていない求人票」が応募につながらないのか

求職者は仕事内容を読んで、自分がそこで働く姿を想像しています。抽象的な言葉だけでは、その想像ができません。

- 「営業事務」→ 具体的に何をするのか分からない
- 「その他付随業務」→ 何を任されるか不安になる
- 「上記業務全般」→ 逆に業務量が多そうで不安

書いている側は「わかるだろう」と思っていても、読む側は初めて聞く会社の、初めて聞く仕事です。省略した情報の分だけ、応募のハードルが上がっています。

今日から変えられる仕事内容の書き方

- 1日の流れを時系列で書く(9:00 受注メール確認→10:00 見積作成→…)
- 数字を入れる(1日の対応件数、担当する取引先の数など)
- 「誰と」「何を使って」働くかを書く(社内の誰と連携するか、使うソフト名)
- 入社後1ヶ月・3ヶ月で任される業務を分けて書く
- 「大変なこと」も1つ添える(繁忙期の時期、覚えることの多さなど)

きれいごとだけでなく、リアルな一面を見せた方が、かえって信頼されます。

「電話対応」の5文字を8行に増やしたら起きたこと

これまで担当した企業で、営業事務の求人票を書き直したケースがあります。もともとは「電話対応、データ入力、その他事務」の3行のみ。応募はほぼゼロでした。

そこでヒアリングを重ね、こう書き直しました。

「1日の電話対応は平均15〜20件。取引先からの発注確認が中心で、専用システムに入力します。分からないことは隣の先輩にすぐ聞ける環境です。入社1ヶ月はまず電話応対に慣れることから。3ヶ月後には簡単な見積作成もお任せします」

たったこれだけの変更で、掲載後2週間の応募数が3倍になりました。求職者からは「仕事のイメージが湧いた」「未経験でも大丈夫そうだと思えた」という声が届いています。

書いている内容は、実は元の求人票とほとんど変わっていません。変えたのは「解像度」だけです。

仕事内容は、会社にとっては当たり前のことばかりです。だからこそ、当たり前すぎて省略してしまいがちです。でもその「当たり前」こそ、求職者が一番知りたい情報だったりします。

応募が来ない原因は、媒体ではなく仕事内容の書き方にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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