「もう1媒体増やしましょうか」と言われて、その前に確認したこと

「もう1媒体増やしましょうか」と言われて、その前に確認したこと

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ビジネス・マーケティング
「応募が来ないので、有料プランに変えようと思うんです」

先日、ある社長さんからこう相談されました。月5万円の有料プランを検討しているとのことでしたが、私は「その前に1つだけ確認させてください」とお願いしました。見せてもらったのは、1年前からほぼ変わっていない求人票でした。

なぜ「予算を増やす」が最初の選択肢になってしまうのか

応募が来ないとき、多くの会社が「露出を増やせば解決する」と考えます。広告費を増やす、媒体を増やす、有料プランにする。どれも間違いではありませんが、順番が逆になっているケースが本当に多いです。

求人票の内容そのものに問題がある場合、いくら広告費をかけても「見られて、スルーされる」が繰り返されるだけです。クリックはされているのに応募がゼロ、という会社ほどこのパターンにハマっています。

広告費を増やす前にやるべきこと

- 今の求人票を「求職者目線」で読み直す(社内の人に頼まれても本音は出にくいので、家族や友人に見てもらうのがおすすめです)
- 直近3ヶ月の応募数・クリック数を数字で把握する(感覚ではなく事実で判断する)
- 給与・休日・仕事内容など、他社と比較して見劣りする部分がないか洗い出す
- 無料でできる改善(タイトル・写真・冒頭の一文)をすべてやり切ってから予算の話をする
- 「有料にしたら何が変わるのか」を媒体側に具体的に確認する

月5万円の予算を使う前に、求人票を直しただけで応募が変わった話

先ほどの社長さんの会社は、求人票のタイトルが「スタッフ募集」のまま、仕事内容も3行だけでした。有料プランにする前に、まず無料でできる修正を一緒に行いました。タイトルを具体的な業務内容に変え、仕事内容を10行程度に増やし、写真も差し替えました。

結果、有料プランに変更しないまま、応募数が2ヶ月で3件から9件に増えました。もちろん、これで解決しないケースもあります。ただ「予算をかける前に、直せる部分は直したか」を確認するだけで、無駄な出費を避けられる会社は少なくありません。

採用コストは「かける金額」より「かける順番」で結果が変わります。まず無料でできることをやり切ってから、有料化を検討しても遅くはないはずです。

応募が来ない原因は、予算ではなく求人票にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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