求人票を直す前に、実は「採用の目的」を誰も確認していなかった話

求人票を直す前に、実は「採用の目的」を誰も確認していなかった話

記事
ビジネス・マーケティング
年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、何度も見てきた光景があります。「応募が来ないから求人票を直そう」と相談を受けて、実際に一緒に見ていくと、そもそも「なぜこの人を採用するのか」が社内で誰にも共有されていない、というケースです。

求人票を直す前に、確認すべきこと

求人票の文章は、いわば「最後の出口」です。そこを直す前に見るべきは、もっと手前にある「この採用で何を解決したいのか」という目的そのものです。

たとえば「欠員が出たから同じ人を採る」のか、「事業を伸ばすために新しい役割を作る」のか。この2つは、書くべき言葉も、求める人物像も、面接で聞くべきことも、全く違います。ここが曖昧なまま求人票の表現だけを整えても、結局「なんとなく良さそうな文章」にしかなりません。

私が担当してきた案件でも、求人票を修正する前に「この採用の背景を教えてください」と聞くと、担当者の方が一瞬言葉に詰まることがよくあります。それは悪いことではなく、むしろ大事なサインです。目的が定まっていないまま募集をかけると、応募が来ても「なんか違う」が続き、採用担当自身も疲弊してしまいます。

目的が決まると、求人票は驚くほど書きやすくなる

逆に、採用の目的がはっきりすると、求人票の言葉選びに迷わなくなります。「即戦力が必要」なら業務内容と条件を具体的に。「将来のチーム作りのため」なら会社の方向性や成長ストーリーを重視する。目的が文章の軸になるので、どの情報を厚くすべきかが自然と見えてきます。

私はサポートの際、求人票の文章を触る前に、必ず「この採用でどんな状態を目指したいですか?」というところから一緒に整理するようにしています。ここを飛ばして表現だけ変えても、根本的な改善にはつながりにくいからです。

もし「求人票、何度直しても手応えがない」と感じているなら、文章の前に、採用の目的そのものを一緒に見直してみませんか。ここならのサービスでは、そんな一歩手前の部分から、丁寧に整理するお手伝いをしています。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す