「理想の相手は?」と聞かれると、若いころの私は条件をたくさん並べていました。
優しい人、仕事ができる人、趣味が合う人…。
けれど年齢を重ねた今、シンプルに思うのです。
結局欲しいのは――“毎日帰ってきてくれる存在” なんじゃないかな、と。
猫みたいなツンデレがちょうどいい
猫って自由気まま。
呼んでも来ないし、こちらが仕事でバタバタしているときに限って「遊んで」とやってくる。
でも、ふと気づけば膝の上で寝ていたりして。あのツンデレに振り回されながらも、結局は癒されてしまうんですよね。
人との関係も同じで、「近すぎず、遠すぎず」。ちょっとした気まぐれくらいが、案外ちょうどいいのかもしれません。
帰ってくれる安心感
ツンデレでも、わがままでもいい。
でも、最後にはちゃんと帰ってきてくれる――それが一番の安心だと思うのです。
…と、ここで正直に告白すると、私は結婚に失敗している身。
元旦那は、仕事の関係もあったけれど「毎日家に帰ってこない人」でした。
その当時の私は、帰りを待つたびに、空っぽのリビングが余計に寒く感じてしまったのを覚えています。
「結婚してるのに、結局ひとりじゃないか」って。
だからこそ今は余計に思うのです。毎日ちゃんと顔を見せてくれることが、どれほど大切で尊いことか。
猫が教えてくれた理想像
私の理想の相手は、完璧な人じゃなくていい。
不器用でも、ちょっと気まぐれでもいい。
でも――
🐾「猫みたいにツンデレで、でも毎日帰ってくる人。」
ただそれだけで、心は十分にあたたまるんだと、猫が教えてくれました。
おわりに
「理想の相手は?」と聞かれたら、昔の私なら条件を並べていたけれど、今ならきっと笑って答えます。
「毎日帰ってきてくれる人だよ」って。
ツンデレでも、無口でも、疲れていてもいい。
ただいま、おかえり――そのやりとりがある生活こそ、幸せの形なんだと思います。
今日も猫は、知らんぷりしながらもちゃんと私の隣で丸くなっています。
やっぱり猫は、人生の先生ですね。