昨日の記事を書きながら気づいたことがあったので、まだ纏まりきっていないながらもシェアしてみたいと思います。
さて、本屋さんに行くと自己啓発本コーナーが活況です。
何かしらで成功された皆さんが「こうすれば成功できる」ということを各々の経験から執筆し、いかに強烈なタイトルで手に取ってもらうかを競っています。
それぞれ似通った部分もあればオリジナリティー溢れる部分もあり、読み手が受ける印象は多種多様でしょう。
では、この自己啓発本戦国時代ですが、それらを読んで成功しました!という人が少ないのはどうしてでしょうか。
売れる本はたくさんあるのに、それが実行に移されていないのはなぜなのか。
私なりに考えたことは、書き手にとっては「インスピレーション」で動けたことが読み手にとっては「モチベーション」が必要な場合が多いのではないかということです。
自分1人で小さなゲーム会社を起こし、大企業にまで成長させたいわゆる「成功者」が出した本があるとします。
おそらくその人にとってゲーム開発という仕事はまさに「インスピレーション」。外から見れば大変な努力をされているのですが、本人にとっては楽しくてやりがいがあって仕方ない!という状態かもしれません。
自分が心からやりたいことをやって大成功できた栄光の道筋、時には挫折もあったけどそれを乗り越えて今がある、ということが書かれていた場合の読み手の心情を考えます。
「この社長は◯◯歳の頃にはもうゲーム作りを始めていたんだ。そして有名大学でさらに知識を深めてもう自分の歳の頃には会社を起こし始めていて…」こんなふうに自分との差に打ちひしがれてしまいます。
生い立ちの違い、興味を持ったものの違いなんて千差万別なのに成功するにはあたかもこういったルートを歩まなければいけなかったと勝手な固定観念を持ってしまいます。
もし、奮起できたとしても「自分ももっと頑張らなくちゃ」とモチベーションの方のやる気で頑張ろうとします。
これらの要素が絡まって自己啓発本に啓発されたものの、思うようにうまくいかない人がたくさん出てきてしまいます。
社長にとってのインスピレーションをあなたのモチベーションにしてしまうとそこに乖離が生まれてしまうのです。
ではあなたはどうすれば良いのか?
社長にとってのインスピレーションがゲーム開発であったように、あなたにとってのインスピレーションは何か探るのです。
努力を努力とも思わずに夢中になれることがあなたにもあるはずです。
これはエゴの声に振り回されていては聞こえてきません。
あなたの中身を知り、あなたと対話することで見えてきます。
そのための方法はブログにたくさん書いてきたのでぜひご覧ください。
自己啓発本の著者になる必要はありません。参考にすべきところ、自分にはどうしようもないところをはっきり見分けてせっかく読むなら自分の糧になるように読んでみてはいかがでしょうか。