無意識の思い込みを手放すと彼とうまくいく1

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私たちに人間には無意識と意識があります。
無意識は生命を保つために、心臓を動かしたり体温調節したりと休むことなく、生まれてからず〜っと動いてくれています。それ以外も歩くことや、歯磨きをすること、メイクをする、車の運転、電車の乗り降り、仕事をする、上司とのやりとり、全てにおいて、無意識層に蓄積された情報で、生かされています。

そこには幼少期から植え付けられた社会通念、常識、ルール、慣習、習慣、制約、制限、価値観、思考パターン・・・という生きていくために必要だよと教えられた情報が蓄積しています。

もちろん、厳しい「躾」も「酷い体験」も「苦しい気持ち」も「嫌だった悲しい感情」も「親に守ってもらいたかった気持ち」も、全てが蓄積されています。

それらはネガティブな感情を伴って記憶され、しかも嫌なことは何度も思い出すうちに、記憶は強固になっていき、アンコンシャスバイアスという思い込みに変化しました。

忘れたいのに、、まるで忘れないようにするかのように思い出してしまうあのこと。。。消したい記憶ばかりが鮮明に残っていて、自分の頭の中だというのにコントロールできませんよね。なんてこった・・・と思います。


それらはアイデンティティであり、自分自身の思考パターンと化し、あらゆる生活の場で、主張してきます。

そこで否定的な考えであっても、その考えを「疑う」ことなく、自分の考えとしてそれをベースに、例えば彼に対して不満を持ちます。

彼がなんとかしてよ、だって私はこうしているじゃない、あなたがこういうことしてくれれば私は困らないのに、、、(あなたのせいなんだけど)何で察せないの?(わからんちんはあなただよね?)と内心詰問したい思いを抑えながらも思いながら、彼を傍観してるか、溢れそうな不満を友人に吐露しているかもしれません。


しかし、その否定的な考えや思いの元が、自分自身にあるとしたらどうでしょう?

そう、生まれた時から今の今まで、無意識の領域に蓄積された「あらゆる、常識、社会通念、制約、制限、価値観・・・」がパターンとなって考えを起こしているとしたら?というお話です。

ここでは彼は悪くないの、あなたが悪いの、、、ということを言ってるのではありません。

あなたの思考の起点というものがあるんです。その起点はどこが元ですか?という質問です。

あなたが、否定的な考えで彼を見た時、
その否定的な考えは
単なるアンコンシャスバイアスである思い込み
だとしたら、彼に不満を言いようがないのです。

「否定的な考え、捉え方は思い込みだ」ということに気づかず
ねえ、彼がなんとかしてよ、そっちが変わってよ・・・
という彼への否定的な思い、不満持ち続けて
彼に変わってもらうことばかり考えていたら?

もしもそうだったら一向にそのペースは変わることなく、
もしかしたら今よりもっと険悪になっていくのかもしれません。

自分の否定的な思考パターンが元で、彼を責める
けれども
それを事前に変えることができるならば
彼への不満は起きなかった、あれを責めることはしなかった
とも取れますよね?

無意識の領域には生まれた時からのすべての会話、感情がもれなくデータ化さえて保管されています。
ただ、無意識なので意識では到底わかるはずがありません。

でも、無意識の領域に溜まりに溜まった、もう使うことのない古くなった会話、感情、制限、制約、慣習、習慣、社会通念、常識、etc・・・を処分することができるんです。

どうやってそれはできると思いますか?

次回は「どうやって処分するか」について書いていきます。






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