ども、ずーです。
先日職場でちょっとしたトラブルがありました。
上司の指示ミスでやらなければならない大切な作業がどこまで進んだかわからなくなっていました。
仕方なく、夜勤明けで退勤した職員に連絡をしどこまで工程が進んでいるか確認したのですが、連絡した職員の聞き方が悪かったのか聞かれた職員は「自分がミスをして責められてる」と感じたらしく次の日機嫌が悪いこと。
話ができたのは昼頃でした。
初めのうちは「私は悪くないのにどうして責められなければならないのか」と言い続けこちらの話を聞こうとしてくれませんでした。
何度も「あなたのせいじゃないのはわかってるから。どうしてそうなったのか説明したいから話を聞いて」とお願いしてようやく誤解が溶けました。
その職員はけして悪いわけではなく上司の指示ミスだったのですが、その職員の頑なな態度も自ら周囲に敵を作る行為だと感じました。
人間関係において極端に優劣、正誤、善悪で判断してしまう人は、以下のような行動に陥りやすい傾向があります。
相手を一方的に裁く
自分の価値観や基準を絶対的なものとして、相手を一方的に評価しがちです。
批判的になる: 相手の言動や考え方に対して、「それは間違っている」「もっとこうすべきだ」 といった形で、自分の正しさを主張し、否定的に捉えます。
アドバイスを押し付ける: 相手が求めていないのに、「正解」 と信じる自分のやり方や考え方を押し付け、相手を変えようとします。
上下関係を作りたがる
相手との間に無意識のうちに優劣の差を作り、自分が優位に立とうとします。
マウントを取る: 知識や経験、成功体験などを誇示し、相手よりも自分が優れていることを示そうとします。
見下す: 相手の意見や行動を軽んじたり、上から目線で話したりすることで、自分が優位であることを確認しようとします。
白黒思考になる
物事を**「正しいか間違いか」「良いか悪いか」** の二択で捉えるため、グレーゾーンを許容できません。
極端な評価をする: 少しでも自分の期待に沿わないことがあると、「もうダメだ」「この人は全く理解できない」 といったように、極端な評価を下し、関係をシャットアウトしてしまうことがあります。
多様性を認められない: 自分と違う意見や価値観を持つ人に対して、それを個性や多様性として受け入れることができず、「おかしい」「間違っている」 と決めつけてしまいます。
自己防衛に走る
自分の**「正しさ」** が脅かされると感じると、過剰なまでに自分を守ろうとします。
言い訳が多くなる: 自分の間違いを認めることが苦手なため、間違いを指摘されると、様々な理由をつけて正当化しようとします。
被害者意識を持つ: 相手の正当な意見や指摘に対しても、「自分が攻撃されている」「理解してもらえない」 と感じ、被害者意識を抱くことがあります。
これらの行動の背景には、「自分は間違ってはいけない」「優秀でなければならない」 といった強いプレッシャーや、「自分は正しい」 と確信することで安心を得ようとする心理が隠れていることが多いです。
そしてこの行動によってこのような弊害が起こることもあります。
人間関係の破綻
孤立: 常に相手を批判し、自分の正しさを主張し続けることで、周囲の人は息苦しさを感じ、徐々に離れていきます。結果として、孤立してしまうことになります。
深い溝: 自分の意見を譲らないため、建設的な対話が成り立ちません。お互いに理解し合えない状態が続き、修復不可能なほどの深い溝が生まれてしまいます。
敵対関係の発生: 相手を**「間違っている」**と見なすことで、対立関係が生まれやすくなります。時には、些細なことが大きな争いに発展することもあります。
精神的な負担の増大
ストレスの蓄積: 常に**「自分が正しい」**という立場を維持しようとすることは、本人にとって大きな精神的負担となります。また、相手からも反発を受けることが増えるため、ストレスが溜まりやすくなります。
自己肯定感の揺らぎ: 自分の**「正しさ」が否定されたと感じたとき、「自分は価値がない人間だ」と自己肯定感が大きく揺らぐことがあります。これは、自分の存在価値を「正しいかどうか」**という基準に置きすぎているためです。
被害妄想: 相手の何気ない言動に対しても、**「自分を批判しているのではないか」「自分を陥れようとしているのではないか」**といった被害妄想に陥りやすくなります。
協力関係の阻害
チームワークの低下: チームや組織内で、誰かが優劣や正誤で判断し始めると、自由に意見を言えない雰囲気が生まれます。お互いに**「間違ったことを言ったら批判される」**と恐れるようになり、チーム全体のパフォーマンスが低下します。
創造性の喪失: 斬新なアイデアや多様な意見は、**「正しいか間違っているか」**というフィルターを通すことで、否定されやすくなります。その結果、新しいものが生まれにくくなり、組織やコミュニティの発展が阻害されます。
権力争い: 自分が優位に立ちたいという欲求が強いと、相手の足を引っ張ったり、自分の手柄を誇示したりといった行動に繋がり、組織内で不健全な権力争いが起こることがあります。
これらのトラブルは、当事者だけでなく、周囲の人々にも悪影響を及ぼし、全体として不健全な人間関係の連鎖を生み出すことになります。
ではどうすればこれらのトラブルを回避することができるでしょうか。
以下のような思考と行動を心がけることが重要です。
思考を変える
1. 白黒思考をやめる
世の中の物事は、正しいか間違いかの二択では割り切れません。多様な価値観や状況、感情が存在することを認識しましょう。
「正解」は一つではない: 自分の意見はあくまで数ある考え方の一つにすぎないと理解する。
グラデーションを意識する: 物事を善悪で判断するのではなく、**「そういう考え方もある」**と受け止める訓練をする。
2. 相手を個人として尊重する
相手を**「自分と違う存在」**として尊重する姿勢を持ちましょう。
相手の背景を想像する: なぜ相手がそのように考えるのか、その背景にある経験や感情に目を向ける。
優劣ではなく、個性の違いと捉える: 相手の長所を認め、自分との違いを**「優れているか劣っているか」ではなく、「得意なこと・苦手なこと」**といった個性として捉え直す。
行動を変える
1. 傾聴と質問を心がける
相手の意見を批判する前に、まずは耳を傾けることから始めましょう。
「なぜ?」ではなく「どうして?」と尋ねる: 相手の考えの根拠を問う際に、責めるような**「なぜ?」ではなく、「どうしてそのように思ったのですか?」**といった、相手の気持ちに寄り添うような質問を投げかける。
最後まで話を聞く: 自分の意見を挟まず、相手が話し終えるまで聞く。これにより、相手は**「理解しようとしてくれている」**と感じ、信頼関係が築きやすくなります。
2. 「I(私)メッセージ」で話す
相手を主語にして**「あなたは〜だから間違っている」と非難するのではなく、「私は〜と感じる」**と自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
例: 「あなたのやり方は間違っている」 → 「私は、このやり方だと少し不安に感じる」
例: 「君はいつも遅い」 → 「君が遅れてくると、私は心配になる」
この話し方をすることで、相手は一方的に責められていると感じにくくなり、対話がスムーズに進みます。
3. 自分の非を認める勇気を持つ
完璧な人間はいません。間違いを素直に認めることで、かえって人間的な魅力が増し、周囲からの信頼も深まります。
素直に謝る: 間違ったと思ったら、**「ごめんなさい、私が勘違いしていました」**と素直に伝える。
改善策を考える: 「どうすればよかったか?」を相手と一緒に考えることで、より良い関係を築くきっかけになります。
これらの思考と行動を意識することで、対立から協調へと関係をシフトさせることができ、健全な人間関係を築くことができるでしょう。
「自分と他者は違う」 という前提に立つことで、より健全な人間関係を築く第一歩になるでしょう。
今回のことは全体のコミュニケーション不足と知識不足、確認不足ということで対策を打ちまた同じことが起こらないように全員に共有しました。
仕事は誰か一人の責任で成り立ってるわけではなく、全員でフォローし合わなければスムーズに回すことは難しいですね。
人間関係がうまくいってない時、もしかしたらあなたのもしくは相手の思考が偏っているからかもしれません。
そんな時はひとりで悩まずご連絡ください。
あなたに寄り添いながら、お話をお伺いします。