「無理して行かなくてもいいんだよ」
「行きたくなかったら行かなくてもいいよ」
次男が不登校になった中一の後半、起立性調節障害だと分かってから息子にかけていた言葉です。
私が迷いなくそう言えたのは
・体調を回復させることが第一優先だとお医者さんから言われた
・中学校までは学校に行かなくても進級も卒業もできる
・私の仕事が在宅での仕事だった
からです。
特に3番目の、私の仕事が在宅での仕事だったというところが大きかったと思っています。
在宅ではない仕事だったら、自分の仕事との兼ね合いに悩んだはずなので。
息子は体調がとても悪かったので、自分が留守の間に何かあったらと思ったら気が気ではない…じゃあ、仕事を辞めるか?いや、でも、収入がなくなる。と。
なので、在宅での仕事は多少セーブしたものの正直助かりました。
この時期の息子は心身ともにかなり弱っていて、好きなゲームもあまりせず一日の大半を布団の中で過ごし、私とも喋らず目も合わせず…食事は私が寝た頃に部屋から出てきて食べる感じでした。
生きる気力もないように見えてしまって、衝動的に生きることをやめてしまいそうな心配もありました。
とにかく生きていてくれるだけでいい、生きていればいつか元気になれる時が来るはず。と、正直私は学校のことはどうでもいいと思っていました。
数ヶ月経ち、息子が私と話をしてくれるようになった頃ふと頭をよぎったことがありました。
「行きたくなかったら行かなくてもいいんだよ」と言い続けて大丈夫だろうか?と。
この先辛いことが起こった時に、自分で乗り越えるための心の強さを身につけられるような何かを伝えることが大切なんじゃないか。
そして、もし今本人に少しでも「学校に行きたい」という気持ちが芽生えてきていたら…
私が行かなくてもいいよと言うことで、本当の気持ちを伝えられなくなってしまうんじゃないか。
とも考えるようになりました。
ちょっと言いずらかったけど「どんな状態だったら学校に行きたいと思う?」と聞いてみました。
息子からの答えは「クラスのみんなや先生が、何事も無かったかのように普通に接してくれるのなら、行きたいと思うかもしれない」でした。
心の片隅に、学校に行きたいという気持ちがあるんだなと思いました。
だったら、これ以上「行きたくなかったら行かなくてもいいよ」とは言わないでおこう、これからは伝える言葉を変えよう。
息子の様子を見ながら、少しずつ対話をしていこうと思いました。