4回目のワーホリ、バルセロナの旅⑭

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学び
再びバルセロナに帰り、語学学校に通い始めた。

老夫婦の家にホームステイして、歩いて学校に通う毎日。

この頃が一番つまらなかった。この延長で1年が終わっていたとしたら

と思うと学校に通うのも考えものである。ことスペイン語に関しては。

それは、スペイン語ひいてはラテン語族が口語の文化だからだ。

それは、話すコミュニケーションを重視する。(書き/読み言葉ではなく)

だから使ってなんぼ、習うより慣れろというのは今だから言える。

そして、結論から言うと自分は1年で殆ど話せなかった。。

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でもこの街をかなり堪能することはできた。

語学学校/ホームステイを出て、部屋はアポロというクラブの近くに借りた。

そこはランブラ通りという観光地の中心にある通りの道の中で

観光客などの肖像画を描く絵描きたちの家だった。

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この通りで毎日絵を描いているそんな絵描き2~3人と

(たぶん)親が金持ちのローカルの女の子とのルームシェアだった。

仕事は日本食レストランでウェイターとECサイトの運用の仕事をした。

日本食レストランでは、スペインで外食することについて色々学べた。

例えば、スペイン(バルセロナの自分がいた地区)では

1人で昼食を食べに来ようとすると、気味悪がられる。

まず「一緒に昼を共にする友達がいないのか?なぜだ?」と聞かれる。

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食事の目的は単に食べ物を胃に入れることではなくて、

仲のいい人と話しながら有意義な時間を共にすることにある。

そして昼からちゃんとワインを飲んで、少しは酔っ払う。

まぁ午後の仕事が疎かになっても、人生は働くためにあるのではなく

楽しむためにあるのだから、仕事なんて2の次である。

「ドイツ人みたいにセカセカとロボットのように働くのは人間ではない。」

という話も何人からも聞いた。

本当にドイツ(ベルリン)の後にスペイン(バルセロナ)に来て良かった。

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というより、日本で「働くことが美徳/ 仕事が大事」と全く同じ位のノリで

スペインでは

「働かない事が美徳/大事」なのである。勿論やらなきゃいけない事もあるが

それは(過去に侵略して移民として来てる)中南米の人達にやってもらえば良い

というのを真剣に思っている人たちなのである。

だから仕事で過労死なんて、彼らからしたら笑い話だし

人間性を失ってまで費やすほど仕事は大切でないのだ。

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20代の最後、ワーホリで世界を見る時期の最後にこれを体験できて良かった

英語ができて"生産的な"人間として消費されるだけの人生になる所だった;

思うにワーホリなどの学びというのは、こういったところにあるのだと思う。

そしてそれは体験を伴わなければならない。実際体感するところで感情が動き

それまでの自分の価値観が突き崩され新しい価値観を自分で作っていくのだ。

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ECサイトの運用の仕事の話もしたい。

ハイファッションのブランドの新作を社長が仕入れて

それを中国や日本/アメリカに通販で売るマーケティングの

主にクリエイティブを担当(ディレクション)する仕事をした。

モデルの写真を撮り、SNSに広告を出稿するこれまでの経験の組み合わせだ。

実はベルリンでもファッション関係の撮影は経験したのだけれど

この仕事でバルセロナのファッションからこの街のニュアンスが感じ取れた。

それはひとことで言うと、婆娑羅(ばさら)だ

派手に華美にギラギラすることを、この街は求めているようだった。

だから日本のスカジャンの専門店もあった。まさにそんなイメージ。

黒の服が好まれゴシックな街のベルリンとも真逆で

ヨーロッパの陰と陽を体験できたような気がした。

その2カ国の前のカナダとオーストラリアも移民の国で

気づいたら世界の大体の国の人とやり取りしてきた20代となった。

最後のスペインは焦るくらい緩くて締まらない感じにつまらなさも感じていた

さぁこれでやっと日本で働く気持ちになった。さぁ帰ろう。












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