行政書士試験の過去問集は何周まわす?反射的なキーワード暗記の落とし穴

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法律・税務・士業全般
みなさん、こんにちは。行政書士補助者のミツルです。

行政書士試験の受験生の皆さんは、過去問演習に励んでいることと思います。私も昨年と一昨年、この試験に挑戦しました。

今日は、その経験から学んだことを皆さんにお伝えしたいと思います。

特に、「過去問は何周すればいいの?」という疑問に対する私なりの考えをお伝えしたいと思います。

【私の過去問演習体験】


さて、私の場合、アガルート教材の過去問題集と合格革命のアシベツを使って勉強しました。

これらの教材を使って、なんと10回も繰り返し解きました。毎日コツコツと、問題を解いては答えを確認し、また解いては確認…。

問題と答えをほぼ暗記するまで繰り返しました。

最終的には、95%以上の正解率を出せるようになりました。「よし、これだけ暗記すればいいだろう!」と、思いました。

【本番では思わぬ落とし穴】


ところが、本番の試験では思わぬ落とし穴が待っていたんです。

問題用紙を開いた瞬間、見覚えのある問題文やキーワードに飛びついてしまいました。

「あ、これは知ってる!」と思わず心の中でガッツポーズ。

でもちょっと待ってください。それが間違いのもとだったんです。

実は、問題文をよく読まずに、キーワードだけで反射的に答えを書いてしまったんです。

その結果、いくつもの問題で間違えてしまいました。

後で冷静に振り返ってみると、もし問題文をしっかり読んで理解していれば、少なくともあと3問は正解できたはずでした。

【量より質:本当に効果的な過去問演習とは】


この経験から、私は大切なことに気づきました。

過去問を何周回すかということよりも、一つ一つの問題をしっかり理解することが重要だったんです。

実は、私の受験仲間の中には、30周以上も過去問を回したのに不合格だった人もいました。

これを聞いて、ますます「周回数」にこだわることの危険性を感じました。

【まとめ:合格への本当の最短ルート】


結論として、行政書士試験の合格への近道は、過去問を何周も回すことではありません。

大切なのは、一つ一つの問題をよく読み、深く理解し、その知識を確実に定着させることです。

私はこの失敗から理解することを学びました。

問題を解く際は、キーワードに飛びつくのではなく、問題文全体をよく読み、何を問われているのかをしっかり理解することが大切です。

そうすることで、本番でも落ち着いて正確に解答できるはずです。

過去問演習は確かに重要ですが、「何周したか」ではなく「どれだけ理解できたか」を重視することが大切だと気付きました。

一問一問を丁寧に解き、なぜその答えになるのかを考えることで、本当の意味での知識が身につきます。

行政書士試験は決して簡単ではありませんが、正しいアプローチで学習すれば、必ず合格できます。

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