遺産分割協議書を作成できる人は誰?遺産分割協議書作成できる人

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法律・税務・士業全般
大切な親を亡くし、悲しみの中で相続の手続きを進めなければならない状況は、誰にとっても辛いものです。

特に、遺言書がない場合、遺産分割協議書の作成が必要となりますが、これは誰が作成すべきなのか、自分で作成しても法的に問題ないのかと悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回は、父親が被相続人となり、母親と弟、そして兄であるあなたが相続人となるケースを想定しています。

この記事では、遺産分割協議書を誰が作成できるのか、そして相続人自身が作成する際の注意点について詳しく解説していきます。

【遺産分割協議書を作成できる人】


まず、安心していただきたいのは、遺産分割協議書は相続人自身が作成することが可能だということです。

法律上、特定の資格を持つ人だけが作成できるというわけではありません。

つまり、兄であるあなたが中心となって作成することも、法的には全く問題ありません。

ただし、専門家に依頼することも選択肢の一つです。

司法書士、行政書士、弁護士、税理士といった専門家は、相続に関する深い知識と経験を持っているため、複雑な案件や法的な正確性を重視する場合には心強い味方となります。

【相続人自身で作成する場合の利点と注意点】


相続人自身で遺産分割協議書を作成することには、いくつかの利点があります。

まず、コストを抑えられることが大きな魅力です。専門家に依頼すると費用がかかりますが、自分で作成すればその分を節約できます。また、家族の意向を直接反映させやすいという点も見逃せません。

家族間の微妙な感情や希望を、より細やかに協議書に盛り込むことができるでしょう。

しかし、注意点もあります。法的な知識が必要となるため、勉強が欠かせません。また、重要な事項の記載漏れがあると、後々トラブルの原因になる可能性があります。

これらのリスクを考慮すると、完全に独力で作成するのではなく、ある程度作成した段階で専門家にチェックしてもらうという方法も賢明かもしれません。

【専門家に依頼する場合のメリット】


専門家に依頼することで得られる最大のメリットは、法的な正確性が確保されることです。

相続法は複雑で、常に最新の法改正に注意を払う必要があります。

専門家は、そうした最新の法律知識を持っているため、将来的なトラブルを防ぐ上で大きな助けとなります。

また、相続案件によっては非常に複雑なものもあります。例えば、事業承継が絡む場合や、海外に財産がある場合などは、専門的な知識が必要となることが多いです。

そういった場合には、専門家のサポートが不可欠となるでしょう。

当事務所では、静岡市浜松市エリアを中心に遺産相続手続きの相談を承っております。

相続人に関する疑問や不明点がある場合は、お気軽にご連絡ください。

また、全国を対象に遺産分割協議書の作成も行っていますのでご利用ください。 

【遺産分割協議書作成の基本的な流れ】


遺産分割協議書を作成する際の基本的な流れを理解しておくことは、自分で作成する場合でも専門家に依頼する場合でも重要です。

まず、相続人の確定から始めます。

今回の場合、母親と弟、そしてあなたが相続人となりますが、他に相続人がいないか確認することが大切です。

次に、相続財産の把握です。不動産、預貯金、有価証券、生命保険金など、被相続人である父親の財産を正確に把握します。

この段階で、相続税の概算も計算しておくと良いでしょう。そして、分割方法について相続人全員で合意を形成します。

これが最も難しい部分かもしれません。お互いの立場を尊重しながら、公平で納得のいく分割方法を見つけ出す必要があります。

最後に、これらの内容を協議書にまとめ、全員で署名・押印します。この署名・押印によって、協議書は法的な効力を持つことになります。

【まとめ】


遺産分割協議書は、相続人自身で作成することが可能です。

法的に問題はありませんし、コスト面でも有利です。

ただし、法律の知識や正確性が求められるため、完全に独力で行うのは難しい面もあります。

最も重要なのは、家族間で十分に話し合い、お互いが納得できる形で相続を進めることです。そのためには、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。

専門家に全てを任せるのではなく、自分たちで主体的に進めながら、要所で専門家のチェックを受けるという方法も一つの賢明な選択肢です。

相続の過程は、時に家族間の絆を試されるような難しい局面もあるかもしれません。しかし、故人の想いを胸に、家族全員で協力して乗り越えていくことが大切です。

この記事が、あなたの相続手続きの一助となれば幸いです。どうぞ、ご家族の絆を大切にしながら、慎重に、そして前向きに相続の手続きを進めていってください。

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