法的な問題に直面したとき、内容証明郵便の送付を検討される方も多いのではないでしょうか。
しかし、自分で作成するか、専門家に依頼するか迷うことがあります。
そこで今回は、司法書士に内容証明を依頼する際の費用相場とメリット、そして自分で作成する場合との比較について解説していきます。
【司法書士に依頼する場合の費用相場】
司法書士に内容証明の作成を依頼する場合、文案を作成(ご本人様名義)し、ご自身で手続きをする場合は16,500円程度と言われています。
また、司法書士名義で作成し、郵便局へ提出まで行った場合、50,000円程度です。
これらの他に、実費として郵便料金84円~140円、一般書留料金435円、内容証明1枚につき440円(2枚目以降は260円)が加算されます。
【自分で作成する場合の費用】
自分で内容証明を作成する場合、主に郵送料のみがかかります。具体的には以下の通りです。
基本郵便料金:84円〜140円
内容証明料金:440円(2枚以上の場合、1枚ごとに260円加算)
書留料金:435円
配達証明料金:320円
【司法書士に依頼するメリット】
司法書士は法律の専門家であり、適切な表現や法的効果を考慮した内容証明を作成できます。
また、法書士名義で送付することで、相手方に対する印象や信頼性が高まることはもちろん、素人が作成した場合に起こりがちな誤りや不適切な表現を避けられます。
専門家にお願いすることで、時間と労力の節約へと繋がります。
【自分で作成するメリット】
郵送料以外の費用がかからないため、経済的です。
すぐに作成・送付できるため、緊急を要する場合に適しており、自分の言葉で思いを伝えることができます。
【まとめ】
内容証明の重要性や複雑さによって、どちらを選ぶべきか変わってきます。
単純な内容で急を要する場合は自分で作成するのもひとつです。
しかし、法的な効果を重視する場合や、相手方との関係が複雑な場合は、司法書士に依頼することをおすすめします。
当事務所では、内容証明に関する相談を行っています。
内容証明の作成やその他のお困りごとがありましたら、当事務所へお気軽にご相談ください。
静岡市浜松市はもちろん、全国エリアを対象としています。
※紛争問題に関する事案は、弁護士法に抵触するため行政書士業務には含まれません。紛争解決をする場合は、弁護士へ相談することをお勧めします。