1. 「もっと頑張らなきゃ」と言い続けていたあの頃
私は小学校で担任をしていました。
朝は部活の指導、日中は授業と子どもたちの対応、放課後は会議や保護者対応。
そして持ち帰り仕事に土日の行事…。
気がつけば、「とにかく全部やらなきゃ」と走り続ける毎日でした。
でもある日、朝起きるのが怖くなりました。
学校に向かう足が重く、何もしてないのに涙が出るようになった。
それでも、「自分より大変な先生がいるから頑張らないと」と思っていました。
2. 「適応障害」という言葉に、最初は戸惑った
心療内科で言われたのは「適応障害」でした。
正直、最初はショックでした。「私はそんなに弱いのか?」と思ったからです。
でも、少しずつ気づいていきました。
私は“弱い”のではなく、“限界まで我慢してきた”んだと。
むしろ、責任感があって、真面目で、手を抜けない性格だったからこそ、壊れてしまったんだと。
3. 適応障害になるのは、まじめでがんばる人
これは自分の経験を通して断言できます。
「どうでもいい」と思える人は、心のブレーキがきく。
でも、私のように
• ちゃんとやらなきゃ
• 子どものために
• 他の先生に迷惑をかけたくない
• ダメな担任って思われたくない
と、がんばる理由がたくさんある人ほど、自分の声を後回しにしてしまう。
それは、弱さではなく、まじめさの裏返しだったんです。
4. 誰かに話すことで、やっと自分をゆるせた
休職してからもしばらく、自分を責める気持ちは消えませんでした。
「他の先生はやれているのに」
「逃げたと思われたらどうしよう」
そんな気持ちを変えたのは、「私もそうだったよ」と言ってくれた人との会話でした。
誰かに話すことで、自分の頑張りが間違っていなかったと、初めて思えたんです。
5. だから今、同じように悩む先生の話を聞いています
今、私は元教員として、そして適応障害を経験した一人として、先生たちの声を聞くサービスをしています。
「つらい」と言っても大丈夫。
「辞めたい」と思っても大丈夫。
うまく言えなくても、泣いてしまっても、話がまとまらなくても大丈夫です。
私も、そこを通ってきたからこそ、寄り添えることがあると思っています。
6. 最後に ― あなたの真面目さは、ちゃんと意味がある
もし、今しんどさを感じているなら、それはあなたがずっとがんばってきた証拠です。
適応障害になるのは、がんばりすぎた人。
自分の心を後回しにしてきた人。
それは「弱さ」じゃなくて、あなたのまじめさとやさしさの証です。
「しんどい」「話したい」と思ったとき、そっとつながれる場所として。
元教員の私が、あなたの気持ちを受け止めます。