ココナラで電話相談サービスを出品している、たっくんです。
私は大阪府在住の鉄道・地理マニアで、普段から鉄道路線に乗って、様々な駅や街を訪れています。
この記事では、学研奈良登美ヶ丘駅(近鉄けいはんな線/奈良県奈良市)を紹介します。
※写真や文章は準備でき次第、更新します!
【学研奈良登美ヶ丘駅の概要】近鉄けいはんな線の終点!イオンモールがあり買い物が便利!
学研奈良登美ヶ丘駅は奈良県奈良市に位置する近鉄けいはんな線の駅です。
近鉄けいはんな線の終点駅。新祝園または高の原方面へ、学研奈良登美ヶ丘よりも東方向への延伸計画はありますが、今のところ実現の見込みはありません。
駅周辺は住宅地として開発されているほか、イオンモール奈良登美ヶ丘があります。学研奈良登美ヶ丘駅からは奈良市・生駒市・精華町の各住宅地への奈良交通バスが運行されています。
学研奈良登美ヶ丘駅付近に生駒市と奈良市の境界があり、学研奈良登美ヶ丘駅・リコラス登美ヶ丘は奈良市、イオンモール奈良登美ヶ丘は生駒市に所在しています。
【駅構内】全て当駅始発!近鉄けいはんな線はOsaka Metro中央線に直通し、大阪市内へ座って移動可能!
学研奈良登美ヶ丘駅は北口と南口が設置されています。写真は南口。
こちらは北口。奈良交通バスの窓口がこちらにあります。
駅の北東に公文が入居。
改札内。
ホームは1面2線の構造。近鉄けいはんな線はOsaka Metro中央線に直通し、大阪市内へ乗り換えなしで移動できます。全て当駅始発なので、高確率で着席可能。
近鉄けいはんな線は新祝園または高の原方面への延伸計画がありますが、2925年4月時点では具体的な動きは無し。
駅東側の高架橋はぶつ切りになっています。
【登美ヶ丘の歴史】1960年代より住宅地開発開始!2005年に近鉄けいはんな線が延伸開業
↑現在の学研奈良登美ヶ丘駅周辺の標準地図(出典:国土地理院ウェブサイト)
現在の奈良市のうち、第二阪奈道路中町ICから学園前駅・富雄駅・学研奈良登美ヶ丘駅にかけての地域は、1955年に奈良市に編入される前までは生駒郡富雄町でした。
紀元前660年頃、神武天皇はこの地を支配する豪族と戦った際、金色の鵄(とび)が飛来して弓先に止まり、その後勝利を収めたそう。この言い伝えから「鵄邑(とびのむら)」→「鳥見」→「富雄」「登美」に変化したことが、地名の由来とされています。
↑1960年代の学研奈良登美ヶ丘駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
当時は学研奈良登美ヶ丘駅は未開業。丘陵地帯の農村という雰囲気。写真の範囲ではまだ住宅地開発が始まっていないように見える。
現在の学研奈良登美ヶ丘駅付近は奈良市と生駒市の境界があり、少し北へ進むと京都府相楽郡精華町となります。この辺りは長らく丘陵地帯の農村という雰囲気でしたが、1960年代以降に住宅地造成が進行。
↑1980年代前半の学研奈良登美ヶ丘駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
登美ヶ丘・東登美ヶ丘・鹿ノ台南のなどの住宅開発が進行中。現在の学研奈良登美ヶ丘駅付近はこの時点では未開発。
↑1980年代後半の学研奈良登美ヶ丘駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
北登美ヶ丘・真弓などの住宅地開発が進行中。
奈良市に「登美ヶ丘」、生駒市に「鹿ノ台」、精華町には「光台」という住宅地が造成されており、学研奈良登美ヶ丘駅から各住宅地へ向かう奈良交通バスが運行されています。
また大阪府(枚方市・交野市・四条畷市)・京都府(京田辺市・精華町・木津川市)・奈良県(奈良市・生駒市)に跨る地域は「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」に指定されており、研究施設が多い地域となっています。
↑2008年の学研奈良登美ヶ丘駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
学研奈良登美ヶ丘駅が開業済み。
2006年に近鉄けいはんな線の生駒~学研奈良登美ヶ丘間が開業し、登美ヶ丘などの住宅地から生駒・大阪市内方面への交通アクセスが向上。「学研」「けいはんな」という名前は、けいはんな学研都市のアクセスを担うことが由来です。
↑2022年の学研奈良登美ヶ丘駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
学研奈良登美ヶ丘駅近くの中登美ヶ丘(5・6丁目)がまちびらきしている。
近鉄けいはんな線は学研奈良登美ヶ丘より先、新祝園または高の原といった東方面の延伸計画がありますが、今のところ延伸に関する具体的な動きはありません。
【駅周辺/南口】リコラス・イオンモールなど施設が集まる。
学研奈良登美ヶ丘駅は南口が表玄関という雰囲気です。駅のすぐ近くに「リコラス登美ヶ丘」という複合施設があります。
駅の東側にバスのりばがあり、改札は南口・北口どちらからでもバスのりば経移動できます。
【駅周辺/東側】奈良交通バスが乗り入れ。行き先により乗り方や運賃支払い方法が異なり、初見には難しい(涙)
駅の東側に学研奈良登美ヶ丘駅バス停があり、祝園駅・高の原駅・高山サイエンスタウン・学園前駅・鹿ノ台方面へ向かう奈良交通バスが乗り入れています。
学研奈良登美ヶ丘駅を発着する奈良交通バスは、行き先により乗り方や運賃支払い方法が異なり、なかなか複雑です…。
①整理券方式…後乗り前降り。後扉から乗車し、現金利用は乗車時整理券を取り、ICカード利用はタッチ。前扉から降車し、現金利用は整理券とともに運賃を支払い、ICカード利用はタッチ。(祝園駅・高の原駅方面など)
②申告先払い方式。前乗り後降り。乗車時に支払う。前扉から乗車し、終点で降りる場合はそのまま運賃を支払う。途中で降りる場合は運転手に申告し、現金利用は運賃を確認し精算、ICカード利用は運転手の機器操作の後にタッチして支払う。降りるときは後扉からそのまま降りる(学園前駅方面など)
③申告後払い方式。前乗り前降り。降車時に支払う。前扉から乗車し、現金利用はそのまま乗車、ICカード利用はタッチして乗車。降りるときは前扉から、現金利用は乗車バス停を申告して運賃を確認して支払い、ICカード利用はタッチして降りる。(鹿ノ台北二丁目方面など)
①はよくある路線バスの利用方法ですが、②③は申告が必要な場合があり、あまり他の地域では見ない路線バスの乗り方です…。文章を読んでもよくわからないとおもいます(笑)
【クリニックなどが入居!】リコラス登美ヶ丘
学研奈良登美ヶ丘駅南口近くに位置する「リコラス登美ヶ丘」にはミニストップ・南都銀行・馬渕教室などが入居。3階はクリニックモールとなっており、内科・耳鼻咽喉科・歯科・眼科などが入居しています。
1階建てのB棟・C棟には千鳥屋宗家・自転車屋などが入居しています。
【駅チカ!約70の専門店が入居】イオンモール奈良登美ヶ丘
学研奈良登美ヶ丘駅の南西に位置する「イオンモール奈良登美ヶ丘」は2006年に開業し、駅から徒歩約2分です。
イオン登美ヶ丘店を核店舗とし、約70の専門店が入居。約1200台の駐車場を備え、奈良市・生駒市・精華町などから自動車で買い物にやってくる人も多いと思われます。
【駅周辺/北口】坂道を降りると国道163号線
学研奈良登美ヶ丘駅北口周辺は建物はほとんどありません。一般車向けのロータリーが設置されているため、送迎の乗り降りは北口が便利です。
駅の北西にセルフ式ドッグスパのお店があります。
駅の東側の階段をのぼると、北登美ヶ丘の住宅地です。