『咲けない自分=ダメな自分、ではなかった』

『咲けない自分=ダメな自分、ではなかった』

記事
コラム

『必要な人に届くまで、何度でも書きたい事があります』

うまくいかない日、咲けない時間、
自信をなくしたとき。

それでも「今の私」を否定せずにいられるような、
静かな言葉を綴ります。



周りが次々と前に進んでいるように見えると、
自分だけが取り残されている気がすることがあります。

何かを生み出していない自分。
まだ咲けていない自分。
それは「足りない」「ダメなんじゃないか」と、
いつの間にか自分を責める理由になってしまう。

頑張っている人ほど、動けていない時間を
「無駄」に感じてしまうのかもしれません。

でも、少し立ち止まって考えてみたんです。

咲いているかどうかで、
人の価値は決まるんだろうか。

今、目に見える形で花を咲かせていないと、
その人は「まだ未完成」なんだろうか。

そんなことは、きっとありません。

植物が咲くためには、
季節や、土や、水や、光が必要です。
どれか一つでも合わなければ、
どんなに力があっても、花は咲きません。

人も同じだと思うんです。

どれだけ真面目で、やさしくて、
力を持っていても、
合わない環境や、心が追い詰められる状況では、
本来の力を出せなくなることがあります。

それは「能力がない」からではなく、
その場所が、
その時の自分に合っていないだけということも、
少なくありません。

学校に行けない子ども。
仕事を休んでいる大人。
前に進めず、立ち止まっている時間。

そこにあるのは、怠けや失敗ではなく、
「これ以上は苦しい」という、
心や体からの正直なサインなのだと思います。

子どもが苦しんでいる姿を前にすると、親は
「自分の育て方が悪かったのでは」
と自分を責めてしまいがちですが、

それは、ちゃんと向き合おうとしている証であり
守りたいという思いがあるからこその
苦しさでもあります。

咲けない自分=ダメな自分、ではない。

ただ、今は咲ける条件がそろっていないだけ。

もしくは、
根を伸ばす時間が必要なだけかもしれません。

地面下にしっかり根を張ってこそ、
花はしっかり咲いていけるんだと思います。

たとえ、今、咲いていないからといって、
あなたの価値は変わりません。

合わない環境の中で立ち止まることも、
自分を守る、大切な選択です。

咲けない場所で、自分を責めなくていい。

それだけは、忘れないでいてください。
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