毒親より恐い”仲良し親子”

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コラム
世間では毒親について
精神的、身体的な虐待やネグレクト
無関心や過干渉など、様々な特徴を挙げられ
「うちは毒親かもしれない」と不安になる方がおられますが

実はこういった毒親よりも恐いのが"仲良し親子”です。

文部科学省が2009年に公開している
「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」によると
「どういう親でありたいか」という質問に対し、
約8割の母親が「なんでも話し合える友だちのような母親」と答え、
約6割の父親が「なんでも話し合える友だちのような父親」と答えており
両親共に、子供と友達のような関係を求めているというデータがあります。

親子が仲がいいことは悪いことではありませんし
一見、いい親子関係のようですが、
実際はお互いに依存し合う「共依存関係」になっていることが
仲良し親子の問題点なのです。

共依存とは
依存症というとアルコールやギャンブルがあり
それがないと気分がザワザワして
お酒を飲んだり、ギャンブルをしないと居られなくなるわけですが
その状況を「なんとかしてあげなきゃ」と
自分を尽くせば変わってくれると思い込んで一緒にいる
共依存者がいて成立します。

つまり、共依存とは
依存する人と共依存者がおり
「あなたがいるから楽になれる」とお互いに思えては居ますが
依存者はどんどん状態が悪くなっていくのです。


子供は親に完全依存する幼少期があり
そこから徐々に自分でできることが増えていき
親だけではなく、友達や恋人などに依存場所を見つけて
精神的に自立をしていきます。

ですが、この完全依存の状態の子供に共依存してしまった親は
子供が親以外に頼ったり、助け合ったり、何かを乗り越えたりしながら
人間関係を深めていくことを妨げてしまうのです。

最近では「友だちといるよりも母親と遊ぶほうが楽しい」とおっしゃる
お子さんが増えてきていて
親側からすると、子供と仲良くできていることに喜びもあると思いますが
一方では、親以外に心を開くことができなかったり
困った時に人に頼れなかったりと
大人になってから人間関係で苦しむ原因になってしまいます。


私のカウンセリングには度々
子供の恋愛や仕事などについて
「子供が悩みを持っているんですが、どう解決すればいいですか?」と
”子供の代理”という名目で相談に来られる親御さんがいらっしゃいます。

お子さんと一緒に来らる場合でも
お子さんに質問をしても「私分からない」と親御さんに顔を向け
親御さんが子供の悩みを話すということが本当によくあるのです。


親子が仲がいいことはいいことなのですが
友達ではいられません。

子供が親以外にも心を開き
他者との人間関係を構築できるように親は促し、
子離れをする必要があります。

共依存に陥っている場合の親離れは辛さが伴いますが
愛する我が子が親がいなくなった後でも
無事に生きていけるよう勇気を出していただきたいなと思います。












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