今回は「塾に通う上でも目的意識を持とう」というテーマでお話ししていきます。
成績が伸びる子の共通点
これまで200組以上の生徒とご家庭に接してきましたが、成績が伸びて成果が出ている子にはある共通点があります。
それは 「目的意識を持って授業に臨んでいる」 ということです。
私が最も印象的だったのは、小学5年生の男の子でした。
彼は完全1対1の個別指導を受けていましたが、授業前の準備がとても徹底していたのです。
質問準備がすごい小5の生徒
彼は集団塾にも通っており、そこで出された宿題やテキストの中から 「わからない問題」をリストアップ していました。
しかも「この問題がわかりません」ではなく、
・◯ページの大問1の(3)が聞きたいです
・ここまでは解けたけど、この先がわからないです
といったように、聞きたいポイントをすべて箇条書きにしていたのです。
先生もそのリストを事前にコピーし、見やすく準備していたのには驚かされました。
的確な質問が授業を変える
一方で、ただ「この問題がわかりません」と漠然と質問してしまうと、先生はどこから説明すべきかわかりません。
結局、最初から最後まで解説することになり、生徒は「わかった気」にはなるものの、理解は浅くなりがちです。
しかし、その小5の男の子のように 「どこまで理解していて、どこからわからないのか」 を言語化できると、授業は大きく変わります。
・わからない部分だけを補足できるのでスムーズ
・1回の授業で解決できる問題数が圧倒的に増える
・先生も納得感を持って指導できる
授業の密度がまったく違ってくるのです。
「わからない」を言語化する力
このエピソードから学べることは、 「わからないを言語化すること」 の重要性です。
・「ここまでは理解しているけど、この部分がわからない」
・「自分はこう考えたけど、この先がつながらない」
こうした言い方ができれば、たとえ仮説が間違っていても先生が修正してくれるので、建設的な授業になります。
逆に「丸投げ質問」では、せっかくの授業時間がもったいないですね。
塾に通う前に考えるべきこと
塾に通うときに、まず考えてほしいのは 「なぜ塾に通うのか?」 という問いです。
「なんとなく成績が上がらないから」では弱いです。たとえば、
・集団塾でわからない問題を解決したい
・勉強方法を学びたい
・志望校合格に向けた専門的な指導を受けたい
といったように、目的を具体的にしておくことが大切です。
まずは自分でやれることをやる
その前に、自分や家庭でできることをやり切っているかも確認しましょう。
・自習時間をしっかり確保する
・宿題は最後まで自力でやってみる
これらをやらずに塾に行っても、時間とお金の浪費になりかねません。
「先生に言われたことをただこなすだけ」の姿勢では、成果は出にくいのです。
まとめ
・授業に目的意識を持つことが成績向上のカギ
・「わからない」を具体的に言語化することで授業の質が上がる
・塾に通う前に「なぜ通うのか」を明確にする
・まずは自分でできることをやり切る
今回のお話が、皆さんの学びの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。