こんにちは。狐月です。
今日は雨が降っていて満開だった桜がかなり散り始めています。
毎年の事ながら少し寂しい気持ちです。
先日の続きです。
当時、私は毎日のように神社のお社や境内を、
2時間ほどかけて掃除していました。
神社の隣には竹林があり、
ある日、そこの地主さんから声をかけられました。
「いつも綺麗にしてくれてありがとう!」
そう言ってくださり、少し雑談をしていました。
その際に、美味しそうな大きさの筍をたくさんいただいたのです。
ちなみにこの辺りで採れる筍は、ブランド筍として有名なものです。
とてもありがたく、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
もちろん、味も格別でした。
――それからしばらくした、ある日のことです。
今度は警察官の方が二人、
ニコニコしながらこちらに向かって歩いてきました。
「こんにちは!」と声をかけられ、
「何だろう?」と思っていると、
身分証明書の提示を求められました。
何も悪いことはしていないのに、正直かなり驚きました。
すぐに運転免許証を渡して確認してもらうと、
パトカーの無線で何やらやり取りをしています。
その間はさすがに緊張しましたが、
やがて「問題ありません」と告げられました。
ほっとしたのも束の間、
理由を聞いてさらに驚きました。
なんと近所の方から、
「オウ◯真理教の信者ではないか」という通報が入っていたそうです。
※当時、同教団が世間を騒がせ始めたころです。
内心ではひどい話だと思いながらも、通報があれば
確認せざるを得ないとのことで、やむを得ず来られたそうです。
警察の方も、
「悪いことをしているわけじゃないのにごめんね。
私たちも仕事なので。」と気を遣ってくださいましたが、
やはり少し複雑な気持ちにはなりました。
一方では感謝され、
一方では怪しい人と思われる。
同じことをしているのに、
ここまで対照的に見られるものなのかと
どこか不思議で、そして少し面白くも感じました。
これは、よく言われる
「短所と長所は表裏一体」ということにも通じるのかもしれません。
自分では短所だと思っていることが、
他人から見れば長所に映ることもある。
逆に、良かれと思ってやっていることが、
誤解されることもある。
皆さんも、こんな経験はありませんか?
ちなみに、警察官が来た時は本当に焦りましたが、
結果的には「問題なし」とお墨付きをもらったようなものです。
そう思うと、むしろ背中を押されたような気持ちになり、
その後も毎日、前向きに掃除を続けることができました。
――そんな中。
広島の厳島神社に参拝した際、
私は“試される”出来事を経験することになります。
次に続きます。