♯003 タイピングの有効性と学習方法

記事
学び
今回は♯002で紹介した「身に着けておくと得する(差が付く)スキル」のタイピングについて有効性と学習方法について少し詳しく説明させていただきます。

既に習得されている方も多いと思いますのでそのような方は
お読み飛ばしいただいても問題ございません。

【有効性】

有効性は主に下記の3つになります。

■ストレスの軽減

 タイピングはシンプルでありながら、PC作業において避けて通れない
 重要なスキルです。
 PCを使用する限り、どのような作業にもタイピングが伴うため、
 苦手意識があるとそのたびにストレスを感じることになります。
 また、タイピングに慣れておくことで、長時間のPC作業における疲労感が
 軽減され、結果として集中力の持続にも良い影響を与えます。タイピングの
 スキルを向上させることは、作業効率を上げるだけでなく、精神的および身
 体的な負担を減らす効果も期待できます。

■時間効率

 タイピングスピードと時間効率は密接に関係しており、スキルを習得してい
 るか否かで自由に使える時間に大きな差が生じます。
 たとえば、記事♯002は約2500字で構成されています。私のタイピング速
 度は日本語(漢字を含む)で「90文字/分」です。この速度で作業を進める
 と、2500 ÷ 90 ≒ 28分間で入力が完了します。一方で、タイピング速度
 が「30文字/分」の場合、同じ作業に約90分を要する計算になります。

 もちろん、記事作成には考える時間や構成をまとめる力も必要であるため、
 単純計算だけでは表せない部分もあります。しかしながら、タイピング
 スピードの差によってこれほどまでに作業時間に差が出るのは明らかです。

 仮に1記事で1時間の差が生じるとすれば、大学のレポートや課題を
 進める際にも、累積的に大幅な時間の節約が可能となります。

 タイピングスキルを一度習得すれば、その効果は永続的であり、大幅な時短
 効率を実現できます。ぜひ一度、まとまった時間を確保して習得に取り組む
 ことをお勧めします。

■授業のメモなど

 読者の皆様も感覚的に思い当たることがあるかもしれませんが、授業中に手
 書きでメモを取る際、メモに集中している間に授業が進んでしまい、内容を
 聞き逃した経験がある方も多いのではないでしょうか。
 ご存じのように、PCを活用すれば手書きよりも迅速にメモを取ることが
 可能です。さらに、ブラインドタッチを習得することで、画面を見ずに
 正確に文字を入力できるようになります。これにより、授業内容を聞きな
 がらメモを取ることが可能となり、聞き逃しが大幅に減少します。

 また、PCで作成したメモは、後から見返したり、整理し直したりする際
 にも非常に便利です。効率的な学習をサポートするツールとして、
 タイピングスキルを習得することで、学業におけるパフォーマンスを
 向上させることが期待できます。
 タイピングスキルを活用し、より効率的な学習に役立てていただければ幸い
 です。

【習得方法】

習得方法は下記の3段階になります。
自分の現状に合わせて
習得に努めて頂けますと幸いです。

■初心者の方(ブラインドタッチが苦手な方)

・ブラインドタッチ(ポジションを覚える)の練習
(1) 母音の練習
 ホームポジションからa・i・u・e・oのスムーズな流れを覚えます。
 やり方は地味ですがWordを開いてホームポジションから
 正しく「あいうえお」を打ちます。目標は300文字/1日で1週間程度続けて
 ください。


ホームポジションの図.jpg


 下図のように練習中、目が疲れることがありますが、適度に休憩を挟みなが
 ら継続してください。


あいうえお.png


 タイピングは何よりも母音が重要です。端的な練習で辛いことがあります
 が、母音を覚えれば70%程度完了です。

※初めはキーボードを見ていただいて問題ありません。
 慣れてきたら画面を見ながら打てるようにしましょう。
※文字数はWordの左下の単語数で管理してください。
※最初はひたすら「あいうえおあいうえおあいうえお」と打ち続けて問題あり
 ません。慣れてきたら「あいうえお」・Enterキー・「あいうえお」・
 Enterキーの順で打つことができるとより実践で使えるスキルに
 近づきます。


目標の管理.png


(2) 子音の練習
 次は子音の位置を正しく覚える作業です。
 やることは母音練習と変わらず、「かきくけこ」から「わおん」まで
 100字/1日でこちらも1週間程度続けてください。
 子音は量が多いので2日に分けていただいて問題ありません。

 初めのうちは、この練習に30分以上かかる場合もあるかもしれませんが、
 続けるうちに徐々に時間が短縮されていきます。この練習を1~2週間程度
 継続することで、指が自然と母音や子音の位置を覚え、次第にキーボード
 を見ずに文字を入力できるようになってくるでしょう。

 進捗には個人差がありますが、2週間の練習を終えた後も、1日30文字程度
 の練習を「準備運動」として続けることで、基本的なスキルがしっかりと定
 着します。地道な練習ではありますが、タイピングの基礎を確立するために
 は、安定した反復練習が最も効果的です。

■中級者の方(ホームポジションと正しい指使いを習得済みの方)

(1) 速度を向上させる練習
 タイピング速度を向上させるためには、無料のタイピングゲームを活用する
 のが効果的です。WEBで「タイピング無料」と検索すると、さまざまなタ
 イピングゲームが見つかりますので、それらを積極的に利用してください。

 初めのうちは、正しいホームポジションでキーボードを操作できているか不
 安になることもあるかと思います。そのため、キーのポジションを表示して
 くれる機能を備えたゲームを選ぶと良いでしょう。慣れてきたら、自分が楽
 しく、やる気を持続できるゲームを選ぶことをお勧めします。

 特にランキング機能があるゲームはお勧めです。一度だけ試すつもりが、ラ
 ンキング更新を目指して繰り返しプレイするうちに、自然とスキルが向上す
 ることも少なくありません。

 遊びながら学ぶことでスキルの定着が促進されます。
 学習を楽しいものにするためにも、利用可能なツールは積極的に活用してく
 ださい。

※参考までに、筆者がよく利用していたゲームには、流れてくる寿司を正しくタイピングすることでお皿が積み上がっていくものがありました。このように楽しみながら練習できるツールを探してみるのも一案です

■上級者の方(ある程度高速でタイピングが可能な方)

・速さ+正確性の練習
 タイピング速度が身についてきた後は、正確性を高める練習を行うことが最
 終段階となります。ただし、正確性といっても、100%ミスなく入力する
 ことを目指す必要はありません。ブラインドタッチができている場合、
 画面を確認しながら入力できますので、仮にミスをしてもすぐに修正が
 可能です。そのため、実践で支障がない程度の正確性、具体的には
 8~9割の精度を目指すことが理想的です。

 正確性とスピードのバランスを取る練習として、「タイピング技能検定」を
 活用することをお勧めします。この検定では、単語・短文・長文の3つのセ
 クションがあり、実践的なスキルをバランスよく磨けます。また、正確性と
 スピードの両方を評価する仕組みがあるため、自分のスキルを客観的に把握
 することができます。

・ニュースの要約や教科書の写本を活用した実践練習
 タイピング技能検定やタイピングゲームは主にかな入力を対象としています
 が、実際のPC操作では、漢字変換やスペースキーの押下、Enterキーや
 Backspaceキーの使用頻度が高くなります。このため、ニュース記事の
 要約や教科書の写本などを行うことで、実践的なタイピングスキルの
 仕上げを行うことが可能です。

 特に教科書の内容を写本する方法は、タイピングスキルを磨きながら、テス
 ト勉強としても活用できるため、効率的な学習方法としてお勧めです。単位
 取得にもつながり、一石二鳥の方法として参考にしていただければ幸いで
 す。

【まとめ】

タイピングスキルは一生役立つ価値あるスキルです。
大学在学中はもちろんのこと、大学院進学や社会人としてのキャリアにおいても、このスキルは必ず活用されます。タイピング速度と正確性を高めることで、作業効率が大幅に向上し、貴重な時間を節約することが可能です。

もちろん、日々のレポートや課題を通じて少しずつスキルを磨くこともできますが、意識的に時間を確保して取り組むことで、スキルの習得度と定着度は飛躍的に向上します。

将来の自分を助けるために、タイピングスキルの習得にぜひ時間を投資してください。
パソコンを活用する上で、タイピングは切り離せない基本スキルであり、将来的に確実にあなたの可能性を広げる資産となります

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