陰陽と数字 #2

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おはこんばんちは。
この度は閲覧、誠にありがとうございます。

今回も、前回の記事つながりで、
ちょっと書いてみます。

算数で誰もが習う計算。
『足し算、引き算、掛け算、割り算』
もちろん、算数の基本となるモノです。
これをちょっと小難しい言葉に直すと、
『加法、減法、乗法、除法』となります。
『加減乗除』と呼ばれたりもするのですが、
これは単純に計算方法のことで、
それによって得られた答えは
別の言い方に変わってしまいます。
足し算(加法)の答えは『和』、
引き算(減法)の答えは『差』、
掛け算(乗法)の答えは『積』、
割り算(除法)の答えは『商』、
となります。
要は、
計算方法は『加減乗除』
計算の解は『和差積商』となるのです。

よくテスト問題などで、
「〇〇の和は?」というモノがありますが、
コレは単純に
足し算の答えを求めているだけなので、
計算の過程は考慮されていない?
と個人的には解釈してしまいますが…。

足し算の答えが『和』ということが、
ちょっと意味深です。
『和』の意味に中には、
合う、合わせる、混ぜるなどがあり、
個人的なイメージとして、
性質の違うものを合わせて(混ぜて)
一緒になる(溶け合う)。
そんな感じがあったりします。

ここで前回の数字の『陰陽』です。
『奇数=陽、偶数=陰』
となるのですが、
足し算すると面白い結果になります。
奇数を奇数で足すと、答えは偶数です。
偶数を偶数で足すと、
これまた答えは偶数となります。
わかりやすく書くと、
奇数+奇数=偶数
偶数+偶数=偶数
となる訳です。
では、答えを奇数にするには?
奇数と偶数を合わせないと導き出せません。
奇数+偶数=奇数
これで、初めて奇数が誕生します。
要は、違う属性である『陰』『陽』
足すことによってのみ、
『陽』の属性の奇数が生まれる訳です。
ポイントは、
『陽』を生むには『陰』が必要となる。
これが不思議です。

『和』のイメージは、
性質の違うものを合わせて(混ぜて)
一緒になる(溶け合う)。
まさに、
奇数(陽)+偶数(陰)=奇数(新しい陽)
そんな感じがする訳です。
『陰陽』『男女』に当てはめてみると、
男(陽)+女(陰)=子ども(陽)
となるのかもしれません…。
(あくまでも、私見ですが…)

引き算の答えである『差』ではなく、
足し算の答えである『和』
世界にとって、今必要なのは、
この『和』の考え方(精神)ではないでしょうか?
本来、日本人は
潜在的であれ、顕在的であれ、
この精神があったように思います。
それを、今の多くの人たちは、
見失ってしまっている。
そんな気がしてなりません…。


【まとめ】
性質の違うものを合わせて(混ぜて)
一緒になる(溶け合う)。
これが『和』というモノ。
『和』によって、新しい『陽』が生まれる
(和のよって新しいモノが生まれる)
今の世は、バランスが悪い。
(陰の属性に傾きすぎている)
なので、世界を良くする処方箋は
『和』すること。
これだと思うのですが…。
(あくまでも、私見ですが…)







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