シーズンオフは、これからの試合に向けての準備期間であり、昨年のチーム課題や個人課題と向き合う大切な期間である。
それが、ちょうど今!
しかし、そう頭で分かっていても、試合はないし、寒いしで、選手のモチベーションもなかなか上がらない。
自チームは、毎週日曜日の朝6時から練習している。※8時までの2時間
せっかくの週末日曜日にもかかわらず、みんな早起きして練習に参加してくれる。練習の参加人数は、平均でも毎回10名以上が参加する。
今年1回目の年始の練習では、参加人数18名。
みんな、本当にすごい!嬉しい!ありがたい!感謝です。
だからこそ、練習メニューを色々考える。
シーズンオフの苦しい練習をいかに楽しく取り組んでもらえるか
昨年のチーム課題をチーム練習でどう意識させ、改善していくか
各選手の個人課題をどうアドバイスやサポートをしていくか
毎週2時間の練習を、短時間でどう効率よくやるか。
考えていると楽しくて楽しくて、アイデアの創出はキリがない。
だが、一つ注意点もある。
自チームは、20代~70代まで幅広い年齢層が揃ったチーム。
練習量のやり過ぎは、ベテラン層のケガにも繋がるし、練習量の少ない/短調な練習では、若手が飽きるし、成長しない。
また指導のやり過ぎは、ベテラン層/若手共に自主性とやる気をなくす。
言い方がきつ過ぎると、その選手の自信と良い点までをなくす。
そのバランスを考えながら練習メニューを考えることに注意。
また、各選手には、それぞれの体力、スキルレベル、課題、性格があるので、一人ひとりに合わせた練習は出来ないが、全員でやれるもの、ベテラン層がやれるもの、若手にやらせるものなど、細かすぎず、でも一つのメニューを、個人に合った取組みをして頂く。
その実現方法は、選手一人ひとりの観察とその人に合わせた声掛けである。
メンバー全員、それぞれの自己評価や課題認識はあると感じている。
しかし、自己評価は、どうしても自分に甘くなりやすい。
だから、私がすべきサポートは、客観的に見た良い点、改善点を話す。
そして、個人が具体的な次の行動につなげてもらう。
シーズンオフの練習日誌が、いろいろ深い話になってしまいましたが、
シーズンオフの練習は、チームや選手一人ひとりが去年よりも成長するためのコミニケーション(意見交換)の時期でもあることをご理解頂きたい。
最後にもう一言
シーズンオフの練習は、結果や成果の見えない地道な、きつい練習を積み重ねる時期です。昔から言いますが、継続は力になります。
それを信じ、気持ちを込めて、一つ一つの基本練習を大事にして下さい。