前回、シーズンオフの練習について投稿しました。
今回は、どのような練習をしたか?を一部載せたいと思います。
まず全体でアップ開始。
グランドを1周し、ストレッチ、ダッシュ(短距離)、ラダー&ハードル(10種)、ダッシュ(中長距離)、キャッチボール、クイックスロー(早回し)、スローイング(5種~10種)、トスバッティング。
ここまでが、アップで一区切り。
アップについては、本来であれば今の倍以上の時間をアップには掛けたい。
理由は、やはり早朝で体が起きてない状態、かつ気温も低い、更には40代以上のメンバーも数多くいるので一番怖いケガに繋がってしまうからだ。
ただ2時間という限られた時間の為、そんな余裕はない。
なので、全体アップ→隙間時間に個人アップまでして欲しい。
次に重視したいのが、キャッチボール。捕る→投げるの基本練習だが、準備運動の一環では決してない。試合本番直結の重要練習。
特にソフトボールは、野球と比べて距離が短く、「捕る→投げる」の動作にスピードが要求される。一瞬の捕球ミス、握り替えミス、送球ミスでセーフになってしまう。試合の流れが変わる(悪くなる)、試合で負けるの原因は、守備のミスからのケースが非常に多い。特に上位クラスでの試合では、なかなか点差がつかない、緊迫した試合になる。こんな状況での戦いになるので、先にミスした方が負けてしまう。
しかも、そのミスは、平凡な打球の捕球ミス、慌てて捕球後に落球、慌てて送球ミスなどが非常に多い。
だからこそ、キャッチボールは、とても大事である。
チェックポイントは山のようある。
各自が自分ポジションで、試合の各場面を自分で想定しながら、
・捕球前の準備 ※リラックス、足の動き、重心の位置など意識
・捕球体制&捕球場所 ※打球や相手からの送球に対し、自分が一番捕球しやすい場所、体制で捕球できるよう下半身を動かす。
・ボールの握り替え ※握り替えタイミング、握り替え動作確認、握り替えスピードを上げる
・送球前の準備 ※捕球しながら、スムーズな送球動作へ
・送球① ※ムダな動きをなくす。ソフトボールは塁間距離が短いので、できればスナップスローで素早く送球する
・送球② ※どんな体制でも相手の捕りやすい送球をする。ノーステップスロー、スナップスロー、トスなど、様々な送球ケースをキャッチボールで繰り返し練習し、いつでもできるようにしておく。
以上のように、キャッチボールは重要。この意識を根付かせていきたい。
本日は、キャッチボールについてでした。
自チームですが、今年から市のトップリーグへ昇格。昨年よりレベルがぐんと上がる。緊迫した試合、クロスプレーも増えてくることが十分予想される。
”なんとなく”や”たまたま”で勝てるほど甘くない。
シーズンオフだからこそ、今までもやってきた一見つまらないように思える小さな基本練習を大事に、繰り返しを積み重ねていきたい。
最後にもう一言
基本を軽視しているチームに限って、基本が出来ていないチームが多い感じがします。あくまでも基本あっての応用であり、”強さ”です。