中間試験を終えた高校生の悲観

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6月になりましたね。
今年は、少し暑くなるのが遅いでしょうか。期末試験のころにはきっと夏日になるでしょうから学校でもエアコンが稼働していることを切に願います。

さて、今日は中間試験を終えたある高校生の気持ちに寄り添います。

高校受験で必死に頑張って入学を勝ち取った夢にまで見た高校への進学。あこがれの制服に身をつつみ、入学式を迎えることができました。
入学式の翌日はテスト。結果はボロボロ。
春休みに羽を伸ばしすぎたと反省しつつも、次回の中間試験で巻き返しを図ろうと心に決めていましたが、、、
中間試験の結果も振るわず。
自分は、ダメなのだろうか、努力したつもりだけれど、こんな自分は嫌だ。
と自己嫌悪に陥ってしまっています。

そんな時、一冊の本に出合います。

誰でも自分の頭の中に描いている理想の自分というものをもっている。それにひきかえ現実の自分といったら、という具合に嘆いてしまう。そしてやがては自分に愛想をつかすことにもなってしまう。だが現実には、その愛想をつかされるような自分しかいないのである。

「だから誇りに思っていいんだよ。落ち込む人間は、それだけ高いところに自分の理想をおいているんだから。
「そうかしらね。」
「だけどそういう人間だからかえって現実の自分を否定してしまう。」
「どういうことかしら。」
「自分が失敗したということしか見えなくなってしまうんだろうな。本当はそれ以上にもっと多くのことをやっているはずなのに。たとえ100%うまくいかなくても、80%、90%までは成功しているんだ。その部分を認めないで、100%できなかった、できなかったという、ただそのことだけしか見てないんだよ。」
「でも、8割、9割でよしとしてしまったら、それ以上進歩がないじゃない。」
「大丈夫。君みたいに向上心が強い人間は、そこで止まってしまうことはないさ。」
「そうかな。」
「それより恐いのは、自分のことをダメだ、ダメだと思い込んでしまうことの方だと思う。」
「・・・・・」
「現に、自分に愛想をつかしちゃったろ?そうしたらせっかく持っている自分の力を使わないで終わってしまうことになる。そんなもったいない話ってないだろう、違うかい?」
(中略)
「ごまかされたと思ってもいいから、オレの言った通りに、今まで自分がやってきたことを振り返ってごらん?その時、いいかい、最後に『自分はよくやってきたんだ、自分ってたいしたものなんだ。』って声に出していうんだよ。
「やだよ、そんなの、恥ずかしいじゃない。」
「誰も聞いてないさ。それに君の場合は、人からそう言われても、そんなの嘘だって認めないでしょ。」
「・・・・・」
「どういうわけか、まわりの人間は君がよくやってるってことを知っているのに、君だけがそれをみとめていないみたいだからね。」
「・・・・・」
「それができたら自分に愛想をつかさなくてもすむ。それどころか自分のことが好きでたまらなくなってしまうさ。だまされたと思ってやってごらん」

これは浜辺 祐一先生著書の「こちら救命センター 病棟こぼれ話『溜息』」より引用させていただきました。
帰りがけにため息をついている看護婦さんに医師が話しかけている場面です。

自分が嫌いになってしまうこと、時にはあると思います。
今回は、定期試験の結果が思うようにならなかったことから、自己否定してしまう。
でも、ここで立ち止まってみてください。
結果(テストの点数)で一喜一憂していませんか?
テストに向けてまったく勉強しなかったなど、自分で腑に落ちる原因は追究できていますか?
よくよく振り返ってみると、途中計算の間違えで大問1題分、まるまる10点失っていることもあります。点数にならなかったことは事実ですが、80%、90%までは成功していると考えられませんか?
選択問題で、選択肢を2個まで絞れたのに、間違えてしまった。この原因は?---暗記しきれていなかったから。
など、振り返ってみるといろいろわかることがあります。

別のコラムで「試験の振り返り」の重要性を書きました。
ここでも触れていますが、
自分を褒めること、『自分はよくやってきたんだ、自分ってたいしたものなんだ。』って声に出していうことで、自己肯定感を高めることは大切です。
周りの人、特に親御さんや家族はよく見ています。あなたが頑張っている姿を。
今回の結果は思うようにはいかなかったかもしれません。
かといって、自分を否定ばかりしないでください。必ず、肯定できる、ほめられる成果があるはずです。
この成果を、今後も伸ばしていけるか。
さらに、今の自分に足りないこと、今回の敗因に取り組んでいけるか。
これで未来は少しづつ変わっていくと思います。

どうか、頑張った自分を褒めてください。
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