アウディQ4eトロンの兄弟車。
ティグアンと似た大きさの電気自動車SUVですね。
電気自動車なので口は開いておらずマスクみたいになっていてシンプルになってますね。
ドアハンドルも出っ張りはなくレクサスのイーラッチのような仕組みになっています
(スイッチ押すとドアが開閉できるタイプ)
横から見た感じはプジョー3008のように、天井辺りのデザインやラインがオシャレでカッコ良かったです。
現在のグレードはライトとプロがあり
・プロのタイヤは20インチで、航続距離は約618キロ
(実際は500キロ代)
・ライトのタイヤは18インチで航続距離は約435キロ
(実際は300キロ代)
価格差は100万以上。
グレードライトでは走行距離が大幅に少なくなり、シートは手動になっていたり、ナビ画面が小さくなったり(小さいサイズでも違和感なかった)、大型のガラスルーフ(はめ込み式なので凄く広く解放感凄い)が無かったり、外観のパーツが樹脂系になっていたり(ここは言われないと気付かないぐらい。ライトの見た目に安っぽさはないです)などの違いはあります。
ライトですがメリットもあり、大幅にコストカットできること。
一般道で18と20インチの乗り味の差が明確に違うって程ではなかったことです。
(高速域や攻めた運転しなければ18インチで十分。そう考えると20インチまで大きくなっても足の硬さが気にならないの凄いですね)
室内のデザインは凄くシンプルですが、最近他社でも見られるコストカット感が漂うチープな感じはなく、綺麗にデザインされていました。
気になった点は、内ドアの窓ボタン周囲が幅広くピアノブラックだったこと。
ここは肘を置いた時に手が当たる部分であり、窓ボタンなどの操作ボタンもあるため傷だらけになってしまいそうです。
(窓ボタンは前席の2個だけで、後窓は後ろモードに切り替えて操作する仕組み。凄く考えられてますが2アクションになるためちょっと手間かも。後窓はあまり操作しないからだとか。私は換気のためによく使いますが)
その他は、グローブボックスはなぜか半分になっていたり、
運転席のゆったりできる肘おきはなく、シートに装備されている簡易的な肘おき。楽なのですがちょっと狭いかも。
あと、これまでワーゲンさんの肘おきは好きな高さで固定できたのですが、これは止まらないご様子(高さは良い)
面白い点は、メーターとハンドルが一緒に可動
(画面は小さめですが気にならない程度)
そのメーターの右側にはつまみがあり、これがシフト操作レバー。
未来的で面白い操作でした。
ですが、その肝心な操作レバーがハンドルで隠れてしまっていて、ここは惜しい気がしました。
中央のセンターコンソールは縦並びのドリンクホルダーがあり、実はこのドリンクを差し込む部分が取り外し可能。
ドリンクホルダーから小物入れに変身!
(周囲はピアノブラックですが、ボタン操作などなくドリンクくらいなのでここは傷を避けられそうで良いですね)
さらに、ブレーキとアクセルには止まる&再生(いえいえ、進む)のマークが掘られていて面白かった(笑)
そして、これまで同様シャッターがあり、中にある爪は凄くしっかりしていました。
その他、エンジンスタートスイッチを押さなくても座ると認識、ブレーキ踏むと起動→シフトでD走行可能
(逆にPに入れて、シートから離れると停止する)
など未来的な装備も付いてますね。
後席は凄く広く、大柄の男性でも足回り・頭上共に広さに不満はないでしょう。
中央の床が高くなっていないのも良。
ホイールベースが広いため、後席の足周りが凄く広い。これは電気自動車ならではの魅力ですね。
電気自動車で後席は三角座りとなる着座姿勢が多いですが、気になる程ではなく座ることが出来ました。
また、荷室も広く、下段にもできる。
中央だけシートを倒せたり、全体を倒してフラットで広いスペースを確保できるなど使い勝手も良。
加速は電気自動車なのでレスポンス良く滑るように走っていく。
(後輪駆動ベースなので走りが凄く安定しています)
坂道の角度も関係なく滑るように加速して行きますね。
といってアクセルが敏感過ぎて頭が前後に振られる感じもなく、扱いやすい味付けになってて好印象でした。
アクセルの反応が凄くいいけれど、少し重みがあるため微調整しやすい印象です。
ブレーキは重みがあり、カックンなく止まることができ重厚感ある安定した止まり方でした(微調整もしやすい)。
ブレーキは結構左寄りですが、左右に足置きがあるのは良いですね。
ハンドルは軽めで滑らか。
スポーツにするとやや抵抗が感じられる味付けになり微調整がさらにしやすくなります。
SUVなので背高い感は感じられ、カーブ時の体の持っていかれ感は多少感じられますが、バッテリーが車体下部に敷き詰められているためか低重心な安定感があります。
そのためシートの両サイドの張り出しはホドホドでも楽に運転できます。
そして、このシートの硬さや適度な密着感&質感が良くて癒されました。
乗り味は重厚感&安定感あり、大きな凸凹や繋ぎではゴトンと重そうな感じに乗り越えますが室内まで尖った衝撃が伝わらない。
路面のゴロゴロ感(ハンドルに少し伝わる程度)や衝撃は遠くに感じる程度で快適です。
18インチと20インチの違いでは、一般道をゆったり走る程度では明確な差はなく、これは逆に良いかも知れませんね。
(20インチでもコツコツならず穏やかに走ることが出来るし、18インチでは劣る感じはないのにタイヤ代金が安く済ませられるなどどちらにもメリットがありました)
ですが、車体の後ろの方がガタガタする感じがあり、車体下部は重厚感あるけれど、ゴルフ7やベンツ&BMWのような盾で守られているようなガッチリ感は薄い印象でした。
アウディQ4eトロンではそれ程気にならなかったのですが、ID4は後ろの剛性が弱く感じる?
逆にアウディQ4eトロンのRライン20インチではコツコツ感が目立っていたのですがID4ではそれが無い。
20インチでの乗りやすさはID4の方がありますね。
ボディの大きさに関しては狭い路面では横幅が気になる時がありますが、普通に走ってると大きさはそれ程気にならない。
視野が狭い感じもなく、巻き込み確認の視野も良かったです(三角窓周囲の死角も少ない)。
また360°モニターがあり色んな方向を確認することが出来るのですが走行中は使えない。
ジャガー&ランドローバーのように走行中、横幅が気になった時に使えないのは残念。
ロードノイズはゴーゴー言わず、コーっとこもったような音くらいなので、室内の騒がしさはなく静かな空間を演出されてました。
ただ、低速40キロ程度までではモーンといった歩行者お知らせ機能が作動するようで、この音が結構目立ちここは気になりました。
外部に知らせる音なので、ここは車内に入らないよう調整できているとさらに電気自動車の良さが引き立ったと思います(静かな空間なのにもったいない)。
★★こんな方にオススメ★★
ディグアン程のサイズで、電気自動車SUVを求める方にオススメ。
電気自動車の魅力として、滑るような未来的な走りと、静かで快適な室内空間、凄く広い後席、未来的なデザイン(アンビエントライトの配置も綺麗)など沢山ありますね。
問題は充電と航続距離で、内容的にライトはお買い得かもですが、やっぱり走行距離が心もとない気がしますよね。
あと、低速時の車外に知らせる音は結構響くため、気にならない程度かご確認されるといいと思います。