少子化がいよいよ現実となり、巷でその原因のひとつとして「子育てにお金がかかるから」と言いますが、わたくし個人としましては、「子育てにお金がかかる」のではなく、「子育てにお金をかけているから結局お金がかかる」のだと思います。
出産で入院するにも「出産ご褒美豪華ディナー付プラン」で分娩するのは親が勝手に自分で決めたことならば出産するにも「お金がかかる」と言う必要などないと思います。
むしろ、出産は大変なのが当たり前です。それでも妊娠・出産は病気という扱いではないのですから、本来は病院などに行く必要もないと思います。
未熟児が増えたりするのも、親の生活習慣や食習慣に問題があるのではないかと思います。病院の対応が悪いのではありません。
親がキャリアを失わないために出産後すぐに保育園へ預けるのであれば保育料がかかります。当たり前です。
幼稚園児になるとゲームを与えます。今ならパソコン1台は与えられてもおかしくないかもしれません。小学校に上がる年齢になればスマホを与えます。ゲームはオンラインゲームになったり、課金するゲームをやり始めるかもしれません。
週1回は外食へ連れていき、豪華なステーキや焼き肉を食べさせます。そうでなくても私たちが子どもだった40~50年前よりも遥かに良いものを食べさせてもらえる環境です。
我が子のやりたいことは何でもやらせるために色々な習い事にお金をかけます。
家族旅行は年に2~3回。両親の実家へ帰省するために数十万使います。
子供の発達に問題があれば、すぐに児童精神科を受診させ、何やら障害が見つかれば手帳を申請し、支援級を利用したり、放課後デイサービスを利用して、学校任せ事業所任せの教育をします。
そして、自分の思い通りにならないと、学校の責任にしたり、事業所の責任にします。
だって、利用料を支払っているのは保護者なのですから?
いいえ、違います。利用料は国民の税金から賄われています。そして、児童手当、児童扶養手当、特別児童扶養手当も国民の税金から支払われています。
これだけ、国や自治体から手厚い手当をもらっているのに、「足りない」「足りない」と不満ばかりでは、支援する側もうんざりです。
保護者が「自分たちがお金を払っている」という誤った自覚をしている以上、結局は「子育てにはお金がかかる」という錯覚をし続けることになり、やがて国民の負担を増やしていることにつながっているのだと思います。
スマホなんぞ与えても幼児が使いこなせられるわけがありません。なのにそんな高価なものを与える必要があるのでしょうか。
GPS機能がついているから、それを持たせて迷子になったらそれを使って探せば良いと言いますが、なぜそのように迷子になるようなことをさせているのでしょうか。
子育てにお金がかかるという以前に、親が保護者としての責務をしっかり全うできていないから、お金を使って効率よく子育てをしようとしているだけではないのでしょうか。
スマホは不要、高価なオモチャも不要、友達づきあいは学校内で十分、習い事はその家庭内でできる範囲でOK、外食は年1~2回で十分、子どもにお小遣いを持たせる際は、家庭内のルールを設けること、自分でできることを増やすこと等、本来は家庭内で保護者が教えるべきことを、あまりにも教育機関任せにしすぎているように思います。
今の保護者は子育てのやり方について、まずは自分の頭で考えて自ら行動に移すことをされた方が良いでしょう。
子どもなんていうのは思い通りにならなくて当たり前なのです。予測不能なことが起きてもおかしくないはずです。
「子育てが大変だ」と嘆いてる人は、子どもを産む際に、親になる覚悟をせずに無責任に子どもを産んだだけです。
そして、お金さえあれば子育てができる、上手くいくというものではないことでしょう。
子育てにお金がかかって大変だと騒ぐ前に、自分がどんな思いで子どもを産む決心をしたのか、思い出してみてください。