第3回 選ばれる表紙は、どこを見て整えているのか

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デザイン・イラスト
ここまで読んでくださった方は、
もう「表紙がきれいでも選ばれないことがある」
という感覚を、少し掴めてきていると思います。

では最後に、

プロは表紙を見るとき、どこを見ているのか

その一部をお話しします。

まず見るのは「3秒で何が伝わるか」

プロが最初にするのは、
じっくり眺めることではありません。

●一瞬見る
●小さく表示された状態で見る
●スクロールしながら見る
つまり、読者と同じ見方をします。

そのときに確認しているのは、とてもシンプルです。
「この本、何について書いてあるか分かる?」
ここが曖昧だと、
どんなに丁寧に作られていても、
スルーされてしまいます。

次に見るのは「目が止まる場所が一つあるか」

選ばれる表紙には、
必ず視線の止まる場所があります。
●一番伝えたい言葉
●一番見てほしい文字
●一番強調したいポイント

逆に惜しい表紙は、
全部が同じ強さで主張してしまっています。

プロはここで、
引き算をします。
「全部伝える」ではなく、
「一番だけ残す」作業です。

色・文字・配置は「意味」で整える

デザインというと、
センスや感覚の話に聞こえがちですが、

実際にやっているのは、
●この本は安心感?それとも背中を押す?
●読者は初心者?それとも経験者?
●軽く読みたい?じっくり学びたい?
こうした中身の整理です。

表紙は、その答えを
色や文字の大きさで表しているだけ。

だから、
「なんとなく整えた表紙」より
「意味を考えて整えた表紙」の方が
伝わりやすくなります。

ここから先は「人の目」を借りるのも選択肢

中級者になると、
自分で作れるからこそ、
自分では気づけない部分が出てきます。
●客観的に見られない
●削る判断が難しい
●これでいいのか不安になる
ここは、能力不足ではありません

むしろ、
「ここまで自分でやった」からこそ
次の段階に来ている証拠です。

最後の仕上げだけ、
人の目を借りる。
そんな選び方をする方も、実際に多いです。

おわりに

表紙づくりは、
がんばればがんばるほど、
迷いも出てきます。

でも、
「惜しい」と感じられるところまで来ているなら、
もう大きく外れてはいません。

少し視点を変えるだけで、
表紙はちゃんと伝わるようになります。

もし、
「方向性は合っている気がするけど、最後の仕上げに自信が持てない」
「一度、第三者の目で見てもらいたい」
と感じたら、無理にひとりで抱えなくて大丈夫です。

私は、
ご自身で作られた表紙の意図を大切にしながら、
“伝わりやすく整える”お手伝いをしています。

「全部お任せ」ではなく、
最後のひと押しだけという形も可能です。

気になる方は、
サービスページをのぞいてみてくださいね。


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