ジャンル別・勝ちパターン解説
電子書籍をすでに出版したことがある方の中には、
こんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
●内容には自信があるのに、思ったほど読まれない
●表紙もそれなりに作ったつもりなのに反応が薄い
●何を直せばいいのか分からない
実はこれ、「中級者あるある」です。
そして多くの場合、原因は
「表紙の良し悪し」ではなく、
「ジャンルの勝ちパターンからズレている」ことにあります。
売れている表紙は「センス」より「型」
「売れている表紙=センスがいい」
そう思われがちですが、実際は少し違います。
売れている表紙には、
ジャンルごとに共通する“型”があります。
これは初心者・中級者に関係なく重要で、
むしろ 一度出版したことがある人ほど見落としやすいポイント です。
ジャンル別・表紙の勝ちパターン例
ここでは、Kindleでよく見られる代表的なジャンルを例に、
「売れている表紙の共通点」をざっくり整理します。
■ ビジネス・実用書ジャンル
<共通点>
●タイトルがとにかく大きく、一目で読める
●色数は少なめ(2〜3色程度)
●写真 or シンプルな図形が中心
<ありがちなNG>
●おしゃれにしすぎて内容が伝わらない
●情報を詰め込みすぎてごちゃつく
→ このジャンルは
「パッと見て内容が分かる」ことが最優先です。
■ 自己啓発・心のケア系
<共通点>
●やさしい色合い
●余白があり、圧迫感がない
●抽象的なモチーフ(光、空、道、花など)
<ありがちなNG>
●色が強すぎて疲れる
●タイトルが小さく埋もれている
→ 「安心感」「共感」を感じさせることが大切です。
■ 小説・エッセイ系
<共通点>
●世界観が一瞬で伝わる
●写真やイラストの雰囲気が統一されている
●タイトルは読みやすく、主張しすぎない
<ありがちなNG>
●内容と合わない画像選び
●フォントがジャンルとズレている
→ 表紙は「あらすじの入口」だと考えると失敗しにくくなります。
「自分の表紙がダメ」と思わなくていい
ここで大事なことをひとつ。
売れていないからといって、
「自分の表紙がダメだった」
「センスがない」
と考える必要はありません。
多くの場合、
●ジャンルの型を知らなかった
●自分の好みを優先しすぎていた
●Kindleでの見え方を想定していなかった
このどれかに当てはまります。
つまり、
少し視点を変えるだけで改善できるケースがとても多い のです。
中級者こそ「一度、型に戻る」
一度出版を経験すると、
「もう初心者ではない」という意識が生まれます。
でも、だからこそ
基本の型から少しズレたまま進んでしまうこともあります。
売れている表紙を
●観察する
●共通点を知る
●自分の表紙と比べる
この作業を一度するだけで、
改善の方向性はかなりはっきりします。
表紙づくりは、
迷うことがあって当たり前です。
「これでいいのかな?」
そう思ったときに、
相談できる相手がいるだけで
気持ちが楽になることもあります。
表紙についての小さな疑問でも、
どうぞお気軽にご相談ください。