前回は、「ダンベル」を持って鍛えている人の姿が描かれたデザインが特徴である「スポーツジム」の「未来の地図記号」を紹介しました。
次は、自然を見て楽しむことが目的であることから、樹木を植えたり、花壇、池、築山や石組などの設置によって自然環境を再現する人工的な整備施設のこと「庭園」の地図記号について紹介します。
※「庭園」はさまざまなパターンがありますが、本記事では和風だけではなく、洋風なども含まれます。
※また、見た目的に「国立公園」と被ることがありますが、「国立公園」は「天然」で設けた場所である一方で、「庭園」は「人工」である点が大きく異なります。
従来の記号は、公園、住宅地や工場の中で自動車が規制されている、または、一般自動車が通れない道路を示す「庭園路」という名前が似ている地図記号が既に国土地理院によって公開されています。
ところが調べたところ、あくまでも「道路」を表示しているのみで「庭園」自体の地図記号はまだ見られません。
したがって、本記事で「未来の地図記号」として紹介するのは「庭園の地図記号」としては初公開になります。
では、なぜ「庭園」の地図記号を作成しようと決意したかというと、「日本庭園」の場合ですが、「日本らしさを味わえるところはどこか?」「自然観賞できる場所はどこか?」と求めている観光客は少なくないと思うので、そのためには「庭園」の位置を明らかにするために地図記号が必要ではないのかと考えたからです。
このような考えから、「未来の地図記号」という名で「庭園」の地図記号を作成しました。
完成品はこちらです。
漢字の「庭」と部首の「まだれ」の一部に「日本庭園」風景のイメージとの融合から成立したデザインを表現しています。
ここで、このデザインの中にある文字が隠れています。
それは何でしょうか? ヒントは2文字です。
正解は、アルファベット「g」と「d」です。
この2文字は「庭園」の英語表記「garden」から取り出し、訪日客が初めてこの地図記号を見たときに「文字が隠れていることに気づくか」「隠れている文字が何を表しているか」と考えさせることを目的に、デザイン中の「庭」に取り入れました。
このような地図記号が公開され世に渡ると、どういう反応するかが想像できて楽しみです。