コツメカワウソ先生の中学受験のはなし。

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学び
これは子供の頃のコツメカワウソ先生が受験勉強に本気になったきっかけの話である。(実話)

私は中学受験をしました。

小学校6年生の夏。
公立の小学校に通っていた私は、
小1から親に買い与えてもらっていた進研ゼミの教材をほとんどやらず、
赤ペン先生に提出する紙一枚だけをやる、
そんな子供でした。

赤ペン先生だけはやっていたんです。
シールを集めると色んなものがもらえるから。(笑)

それでも学校の授業は聞いていたほうなので
学校のテストは100点が当たり前でした。

勉強はそれなりにできる自信がありました。

だから
当時の担任の先生に中学受験を勧められたとき、
「まあいけるっしょ」
くらいに思っていました。

特別な受験勉強はしなくても
今まで通り普段の学校の宿題をやっていれば
なんとかなるだろうと。

そして小6の夏休みに
親が、受験する中学入試の過去問を買ってくれました。

試しにやってみるか、、と算数の問題を解き、
採点するとなんと50点台ではないですか!

もちろん100点満点ですよ?

衝撃でした。

当時の私は50点台なんてそうそうとったことがなかったものですから
鼻をへし折られるとはこのこと、というか。
相当ショックでした。
今でもこうしてしっかり覚えているくらいには。(笑)

でもそこでおしりに火が付きました!(※これは比喩です)

塾に通い、徹底的に中学受験対策をしました。


そして12月。
いよいよ受験当日がやってきました。

受験対策を始めてから約5か月、
正直この日のことは緊張しすぎていて覚えていません(笑)


合格発表の日、張り出された合格者一覧に自分の番号を見つけ、
親と大喜びでした。


この経験から何が言いたいかというと、
自分の現状を知ることの大切さ
目標を具体的にすることの意味です。

過去問を解くことで
今の自分がどのくらいの点数をとれるのか
点数としてはっきりと突きつけられました。

それを見て、このままでは合格することができないのだと
自覚することができました。

そこで気持ちが切り替わったのです。

大人になった今でも現状の把握は大事だなと思います。

現状把握をさぼっていると
根拠のない自信がどこからか湧いてきてしまうんですよね。
不思議なことに。

また、
「中学受験に合格するという」
ふわっとした目標から
「過去問の算数で80点以上とる」
というより具体的な目標に変わったのです。

今思えば、
さらに具体的に
「過去問の算数で80点以上とるために色んな応用問題に触れて出題形式の経験を積む」という目標にしてもよかったと思います。

具体的な目標にすることで
これから自分が何をするべきなのかが
明確に理解できますし、
やるべきことが明確になれば
行動に移しやすくなります。

勉強に限ったことではありませんが、
勉強においては
よりその効果が実感しやすいと思います。

自分のモチベーションアップは自分にしかできません。

少しでも参考になったら嬉しいです(^^)




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