以前のブログで研究所勤務時代の思い出を投稿しました。
今回は、国家公務員を辞職して起業した時の事です。
実は辞職後すぐに起業したわけではありません。
辞職後に知人の会社に転職しました。
その会社のスクール事業の部門長としての仕事でした。
エンジニア向けのITツールを教えるスクール事業です。
そこは、私以外全員が女性の部署でした。
東京本社、千葉、埼玉でスクールを開設していました。
業務としては、講義、教材作成、スクール案内のDM作成などでした。
1年くらい後に、その会社で知合った人達と会社を設立して起業したのです。
事業は、エンジニアリング会社向けに設計ツール販売とそのサポートでした。
とにかくも販売がメインです。
なにせ顧客なしコネなし金銭的余裕なしのスタートとなりました。
そこで、いろいろとアイデアを考えてチャレンジしてみました。
結局は地道な活動が一番ということで、飛び込みでの訪問営業や電話営業またDMを実施することになりました。
結果的にそう言った地道な活動で顧客を獲得することができました。
訪問と電話での飛び込み営業は累計1000件以上にもなりました。
DMは内容をデザインして安価で済むハガキを使用しました。
首都圏に3000枚以上を3回繰り返して送ったかと思います。
飛び込みでの訪問営業と電話営業なんて生まれて初めてのことです。
まあしかし、少なくとも私自身は特になにも感じませんでした。
スタート時は販売するために必要なことだと理解していました。
顧客数も増え、販売した設計ツールの使い方教室も開設しました。
大学の工学部など会社以外にも設計ツールの販売実績を伸ばしました。
ある年にはメーカーより販売代理店としての優秀賞も得ることができました。
もちろんですが、失敗やトラブルもありました。
法人を対象にした営業活動ですが、最終的には人間相手の交渉になります。
いろいろと個性的な人たちも多く、なにかと難しい面もありました。
デザイン的なことを本格的にやり始めたのはここでのビジネスからでした。
提案書、営業資料、プレゼン資料、価格表、見積書、商品パンフなどです。
また、ホームページや自社開発商品のためのプログラミングもそうです。
更に、マーケティング活動も販売のために行いました。
販売が命 みたいな感じでやってました。
販売は難しくもあり簡単でもあります。
つまり、やり方次第かと経験的にそう思います。
創意工夫とその実行の繰り返しに尽きるのかと実感します。
私自身は法人相手に営業してきました。
ココナラでの販売は法人と個人が対象になります。
創意工夫してサービスを考えていきたいと思います。
会社がいいのかフリーランスがいいのか。
どちらがいいのか?
その後のことについては、またの機会に。
\陽真/