コーチングスキルを学ぶだけではもちろんスキルアップにはなりません。
実践が必要ですよね。
コーチングスキルはスポーツと同じです。
野球で言えばルールや投げ方、打ち方をわかっていても実際にそれが試合でできるかと言われたらそうではありません。
だから、何度も何度も練習してスキルを磨いていくのです。
コーチングも同じだと思ってください。
私がコーチングを学びたての頃は、スクールで学んだことをテキストやDVDで復習し、毎日繰り返しやっていました。
スクールの生徒さんたちとセッションをする機会があり、そこで成果を確認しようと思ったのですが、これがまったくうまくいかなかったのです。
私は「わかった」だけで満足していたのです。
そこから実践を積んでいくとだんだんと使えるようになっていきました。
コーチングスキル習得にはこれでいいのですが、実はもっと大切なことがあります。
プロコーチとして選ばれるコーチになるためには、自分で自分を導ける人でないといけません。
つまり自分にコーチングできる人です。
これをスクールで教えてくれるところは少ないです。
これができないコーチが非常に多いから、クライアント獲得に苦戦してしまいます。
人を導く前に、まず自分を導ける人になる必要があります。
自分で目標をつくり、常に管理し、上手くいかないときには試行錯誤し、自分を導いていくことが必要です。つまり常にチャレンジすることです。
コーチは何もしていないのにクライアントに行動を促すのはどうでしょうか?
コーチが頑張っているから自分も頑張ろうと思えるのではないでしょうか?
だからコーチングはスキルだけでは無理なんです。
コーチの人としての価値が必要なのです。
まずは自分にコーチングができるようになること、それができたら他人に、そして社会に!
プロコーチを目指す方はこのステップを忘れないでください。
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