出版でうまくいく人が必ず押さえている3つのポイント

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ビジネス・マーケティング
「いつか本を出したい」
そう思った瞬間から、あなたの中で何かが変わり始めたはずです。
自分の経験をまとめたい。
誰かの役に立つことを書きたい。
この想いを、形として残したい。
しかし同時に、こんな不安もありませんか。
「自分の本なんて、本当に読まれるのだろうか」
「出版しても、誰の目にも触れなかったらどうしよう」
その不安は、正しい感覚です。
なぜなら、今の時代、本は“出すこと”よりも“届くこと”の方がはるかに難しいからです。
私は出版社で30年以上編集者として働き、300冊以上の本に関わってきました。そして現在は電子書籍の出版プロデュースをしています。その経験の中で、はっきりと言えることがあります。
本を出したい人が、必ずやらなければならない行動は、たった3つしかありません。
そして極論を言えば、この3つを知らない、あるいは知っていても無視している人は、本を出さない方がいいとさえ思っています。
Kindleは、誰でも出版できます。
しかし、「出版できる」と「読まれる」は、まったく別の話なのです。

1.まずは“圧倒的な量の本”に触れること

本を出したいと思ったら、最初にやるべきことは「書くこと」ではありません。
読むことです。それも、圧倒的な量を。
例えば、自己啓発本を書きたいと考えたとします。
そのときにまず確認すべきは、「どのような自己啓発本が読者に支持されているのか」という現実です。
大型書店に行ってください。
Amazonのランキングを見てください。

・どんなタイトルが目を引くのか
・どんな表紙が選ばれているのか
・どんな言葉が使われているのか
・どんなレビューが書かれているのか

さらに、奥付を見てください。
「第3刷」「第5刷」と書かれている本は、増刷された本です。つまり、需要があった証拠です。
これは、読者が何を求めているのかを示す、最も信頼できるデータです。
そして重要なのは、自分のジャンルだけに閉じないことです。
健康本、料理本、ビジネス書、サブカル本――あらゆるジャンルにヒントが散らばっています。
タイトルの付け方。
言葉の選び方。
構成の作り方。
これらは、ジャンルを超えて応用できます。
スポーツで例えるなら、これは基礎体力をつけることと同じです。
基礎体力のない選手が、試合で勝てないのと同じように、本を読んでいない人が、読まれる本を書くことはできません。

2.“時流”と、自分のテーマが交差しているかを確認する

本の世界において、時流は絶対的な要素です。
昭和にヒットした演歌を、令和の今リリースしても、同じ結果にはなりません。
それは質の問題ではなく、「時代との接点」の問題です。
近年、「哲学」の本が多く出版されています。
以前であれば、「哲学=難しい」という印象が強く、敬遠されがちなジャンルでした。
しかし今は違います。
生きづらさを感じている人が増えている。
正解のない時代の中で、指針を求めている人が増えている。
だから哲学が読まれているのです。
ここで重要なのは、「流行っているテーマを書く」という表面的な話ではありません。
本質は、
“今の時代に生きる人が、何に悩み、何を求めているのか”を理解することです。
あなたが書きたいテーマは、今の読者と接点を持っていますか。
それは、今この時代に必要とされていますか。
この問いから、逃げてはいけません。

3.その本は、“あなたのため”ではなく、“読者のため”になっているか

これは最も重要で、そして最も見落とされやすいポイントです。
本を出したい人の多くが、「自分の経験を書きたい」と言います。
しかし読者は、「あなたの経験」そのものに興味があるわけではありません。
読者が知りたいのは、
「自分にとって役に立つこと」です。
あなたの経験は、あくまで“材料”です。

それを通して、
・読者が救われるのか
・読者の問題が解決するのか
・読者の人生が前に進むのか

ここに価値があります。
有名人でない限り、自分語りだけの本は読まれません。
自分の伝えたいことではなく、
読者が受け取りたいことを基準に考える。
この視点を持てるかどうかが、すべてを分けます。

本を出す前に、必ず“スタート地点”に立ってほしい

本を出すこと自体は、難しくありません。
Kindleなら、今日からでも出版できます。
しかし、読まれない本は、この世に存在していないのと同じです。
だからこそ、本を出したいと思った人には、まずこの3つをやってほしいのです。
また、私たちが行っている「出版のプロがあなたのKindleをつくる」ことは、3つのポイントを伝えながら伴走するものです。
自分のことは、自分ではよく分からないものです。
・圧倒的な量の本に触れること
・時流とテーマの接点を確認すること
・読者視点で内容を再構築すること
これは遠回りに見えるかもしれません。
しかし、これ以外に“読まれる本”に辿り着く道はありません。

本を書くとは、自分のための行為ではなく、
誰かの人生と接続するための行為です。
その覚悟を持てた瞬間から、
あなたの本は、初めて“存在する資格”を持ち始めるのです。
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