「また来たか…」と感じてしまう自分が嫌だった
正直に言います。
スマホに届いたその通知を見た瞬間、少しだけ気持ちが重くなりました。
浅い面識しかない人から、
「今週末スナック開くから絶対来てね」
「21時頃が嬉しいなあ」
そんなストレートすぎるお願い。
嫌いなわけじゃない。
でも、なぜか動く気にはなれない。
その自分を「冷たい人間なのかな」と思ったこともあります。
でも最近、はっきり分かりました。
これは感情の問題ではなく、“信用の問題”なんだと。
脱税した美人インフルエンサーに思うこと
今、世間を騒がせている美人インフルエンサーがいますよね。
いくらフォロワーが何万人いようが、「この人を助けよう」なんて思う人は一人もいないのではと思います。
この事件は、これからの時代の人間関係づくりを私たちに教えていると思えてなりません。
薄っぺらい関係がどれだけいても、それが何なのか?
マネタイズはできても、欲にまみれて違法なことをしたら誰もいなくなる。
私が「指名する気持ち」にならなかった理由
話を戻します。
実は、こういう連絡をくれる人が複数います。
普段は会社勤めで、週末だけスナックを開いている女性たち。
懇親会で名刺交換をして、少し会話して、
その後に何度かLINEをやり取りした程度の関係。
正直に言えば、
・どんな人なのか
・何を大事にしているのか
・なぜそのスナックをやっているのか
ほとんど知らない。
家からも遠い。
時間も限られている。
そんな中で「来てね」と言われても、
私の中では“その人を指名する理由”が見当たらないのです。
有名人のスナックなら、きっと私は行く
一方で、もしそれが
「昔から好きな有名人がやっているスナック」だったら?
おそらく私は、
誰に頼まれなくても自発的に行くでしょう。
なぜか。
もうその人のことを「知っている」からです。
メディアや発信を通じて
・価値観
・人柄
・生き方
そうした情報が自分の中に蓄積され、
信用の欠片(クレジット)が貯まっている状態だから。
人はこの状態になって、初めて動きます。
電子書籍が「指名」を生んだ実例
私たちがプロデュースした電子書籍のクライアントに
セルフプロデュースの先生がいます。
発売からしばらく経った頃、
「出版後、何か変化はありましたか?」と聞きました。
返ってきた答えは、印象的でした。
認知度が明らかに上がった
クライアントがハイクラス層に変わった
圧倒的に“指名”が増えた
「ちゃんとした電子書籍を出したことで、
権威性と信用を一気に得られた気がします」
この言葉が、すべてを物語っていると思います。
便利な時代ほど「信用の貯金」が問われる
今は、誰にでも簡単に連絡ができる時代です。
だからこそ、
・都合のいい時だけ連絡
・一方的なお願い
・グループLINEでの一斉送信
こうした行動が増えました。
でも私は思います。
信用を獲得していない段階でのお願いは、自殺行為だと。
これからは
「何をするか」
「どこに行くか」
よりも、
「誰が言っているのか」
「その人は信用できるのか」
この判断が、圧倒的に重くなっていく時代です。
信用は、お願いの前に積み上げるもの
日頃から
・自分がどんな人間かを伝える
・些細な気遣いを重ねる
・SNSやメディアで発信を続ける
こうした一つひとつが
“信用のクレジット”として貯まっていきます。
そして、
「この人なら任せたい」
「この人のお願いなら聞こう」
そう思われた瞬間に、人は動く。
あなたは今、
お願いをする側でしょうか。
それとも、
指名される側でしょうか。